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 接辞関連(2)
接尾語、接頭語を総称して接辞と呼びます。
接尾語、接頭語ではないけれど、ここに押し込んであるものもあります。
Y-SATO
日 本
20
否定の接頭辞、例えば「非」、「不」等ですが、
平凡に対して、非凡、有能に対して 無能、あるいは不能と
いうふうに使われています。
どのような時に「不」、あるいは 「非」なのか、
一般的なルールがあれば教えて下さい。

当面の課題は、 適用の否定は、不適用か非適用か?
許容の否定は、不許容か非許容か? です。
仕様書を書いている時に疑問に思ってしまいました。
適応に対しては不適応となるのは日常語ですので理解できるのですが、
上記2つの例はどうしたらいいのか悩んでいます。
『無能』と『不能』では意味が違いますね。
『不能』は能力が全くない、 『無能』は能力の持ち合わせが少ないというようなことでしょうか。
文章の中での使われ方が分からないと、なんとも言えませんがーー。

》 どのような時に「不」、あるいは「非」なのか、一般的なルールがあれば教えて下さい。
『接辞関連リスト』→『Q7』をご覧下さい。

》 当面の課題は、適用の否定は、不適用か非適用か?
意味を使い分けて、どちらも使うように思います。

》 許容の否定は、不許容か非許容か?
どちらにも馴染みがありません。
状況によって、語感も含めてお気持ちにぴったりする方を
お使いになれば良いのではないでしょうか。

こずえ
日 本
19
ニューアプローチという中級の教材の中での問題の中で
『このごろ、くもりがち(  )天気が続いている。』 という問題がありました。
手元には答えはありません。
この( )には 「の」も「な」も入ると私は思います。
質問は 『がち(の/な)N 』 また 『〜げ(の/な)』 など
接辞で 連体修飾するときの「の」と「な」の使い分けです。
辞書や文法書などをみても、
「がちの」と「がちな」どちらも載っている例文が多くありました。
私の予想では どちらでも使えるとおもうのですが、
慣用的に それにつく言葉によって 
使われやすいものがあるように思われます。
ご意見をお聞かせ下さい。
私は、 名詞+接辞=名詞 だと思うのです。
ですから、『名詞+接辞+の+名詞』になるのが基本でしょう。
ですが、最近『名詞の形容動詞化』が 頻繁に見られるようになったという気がします。
それほどに、『名詞』と『形容動詞』は似ていますよね。
『名詞』と『形容動詞』は名詞を修飾するのに、
『の』を使うか『な』を使うかが主な違いで、 活用など同じです。

では、『名詞』を『形容詞的』に使っても意味に違いはないのかという
必ずしも そうはもないと思います。
『自由の女神』は、自由を守ってくれる女神、
『自由な女神』は、女神様自身が自由だということ。
微妙に意味が違いますね。

ご質問にお答えすると、
『形容詞的』に使うことが認知されている『名詞』と
認知されていない『名詞』があるということだと思います。

最近見た例では『野菜なカレー』。レトルト・カレーのパッケージに書いてありました。
『野菜のカレー』というより、何か雰囲気が違い新鮮だという人もあります。
日本語を教えるときは、もちろん、『野菜なカレー』は間違いだと言います。

いち
日 本
18
形容詞の名詞化についての質問です
私自身の認識で形容詞の名詞化『さ』は
形容詞の語幹について性質をあらわすもの。
『み』のほうは、状態の程度をあらわすもの という考えなのですが、
どうなのでしょうか?
学生に分かりやすく理解してもらう為に
もっと良い説明の仕方はないものでしょうか。
基本的な考えとしては、仰る通りでよいと思います。
付け加えるとすると、
(1)
(2)

(3)
(4)
『-み』も『-さ』も形容詞と形容動詞を名詞化する。
『-さ』は、全ての形容詞、形容動詞を名詞化するが
『-み』は、全ての形容詞、形容動詞につくとは限らない。
『-み』は、元々は『味』と表記したが、近年ひらがな書きになった。
『-さ』と『-み』と両方つく場合の意味の違いはそれぞれ個別に考えた方がよい。
上記を踏まえて、具体的な例を引いて指導するのがよいと思います。
ちょっと思いついた例を書いてみます。
暑さ
大きさ
懐かしさ
嬉しさ
厚さ
暖かさ
甘さ
赤さ







暑み
大きみ
懐かしみ
嬉しみ
厚み
暖かみ
甘み
赤み
×
×
×
×



きれいさ
無鉄砲さ

新鮮さ

嫌いさ





きれいみ
無鉄砲み

新鮮み

嫌いみ
×
×



×

Jay
日 本
17
形容詞から名詞を作る時「−さ」「−み」があります。
で、「−さ」の方は属性(感覚・感情もできる)形容詞で、
「−み」は感覚・感情形容詞と教えようかなと 思っていたところ、
「−み」は動詞から作れるのでは? と言われました。
例えば「痛む」→「痛み」、「悲しむ」→「悲しみ」 といった具合です。
でも「甘み」は動詞がありませんから この説明はちょっとな…
という結果に終わりました。
その人は「−み」が動詞から名詞になると言った方が
分かりやすいと言いました。
指導書ではもちろん形容詞の名詞化となっており、
形容詞から 名詞を作るとなっております。
樹さんはどうお考えですか?
普通、動詞の名詞化は「生まれます」→「生まれ」と“ます”を消します。
だから「−み」が動詞の名詞化と言うのはどうなのか?と 思っております。
でも、「−み」になる形容詞が動詞的だとは
いえるのではないかとも思っております。
『−さ』『−み』は、イ形容詞、ナ形容詞の名詞化で、
『痛い』→『痛む』、『悲しい』→『悲しむ』は、 形容詞の動詞化だと思います。

つまり、私も、『−さ』『−み』は形容詞の名詞化だと思っているということです。

皆さま
日 本
16
日本語調査(84)の内容で
『口座』につく接頭語は『ご』ではないかというコメントがありました。
お口座より、ご口座な感じが・・・
敬語うんぬんの問題ではなく、
「口座」に「お」が付いてるのが変だと思います。
「口座」は漢語なのですから「ご口座」とするほうが良いかと。
ご口座の方が自然だと思います。
私自身は、もし『口座』につけるなら『ご』ではなくて、『お』だという気がしています。
理由はなくて、『お』の方が違和感がないというだけです。
基本的には、漢語には『ご』が、和語には『お』がつくけれど、例外もあります。

『お菓子』『お返事』などは、漢語であっても私は『お』をつけます。
『ご口座』のように『ご』をつける方が違和感がない、と思われる方があるかもしれません。

『お』がつく漢語
お菓子 和製
お返事 和製
お新香 和製

日本語調査結果(97)]もご覧下さい。

HANADA
日 本
15
2万2千人を2万人強という表現でもいいのでしょうか。
この強と弱の目安は数字でいうとどのあたりでしょうか。
この件では、OKのような気がしますが、でも根拠はありません。
私自身もいつも「どうなのか?」と思うことの一つです。

日本語調査結果(82)]もご覧下さい。

HANADA
日 本
14
次の読み方は,これでいいのでしょうか。
「一穂」(いちすい)
あまり聞いたことがないのですが,
灯した一穂のロウソク・・・ というように使われていました。
この言葉は,あるのでしょうか。
イメージ的には分かるようなきがしますが。
とてもロマンティックな美しい表現だと思いますが、初耳です。
1穂、2穂ーーーは、灯がついたロウソクの助数詞なんでしょうか。
手作りロウソクを作っておられる方に聞いてみました。
灯がついていないロウソクの助数詞は、1丁、2丁ーーーー。
1穂、2穂ーーーについては、聞いたことがないとおっしゃっていました。

ですから、1穂というのは、この文を書いた方の創作ではないでしょうか。
美しくてとても気に入りました。

1丁、2丁ーーという数え方ですが、私見ですが
日本語学習では1本、2本ーーで良いのではないかと思います。

Yoko
日 本
13
クイズ番組と新聞で知ったことなのですが、
蝶々の数え方は『頭』が正しいというーー。
『匹』ではいけないのかなぁといぶかしく思っています。
『遺言状』の読み方ですが、私たち一般は『ゆいごんじょう』ですね。
ところが弁護士さんは、これを『いごんじょう』と読むんだそうです。

これと少しは違うかもしれませんが、
蝶々を『頭』で数えるのは一種の業界用語のように思います。
そう思いあれこれ調べてみましたら、やはりそう書いたものがありました。
一般には、蝶々は『匹』で数えて問題ないとのことです。
ただ、昆虫に関する論文では『頭』を使うようです。

SATO2
日 本
12
仕事上必要で、助数詞の教え方で悩んでいます。
辞書を調べて、ある程度のことは、クリアできるのですが、
「苺」の助数詞が解りません。
料理の本には、「粒」と書いてありましたが、
算数的な数え方では、「個」と言っています。
辞書を調べても、
「粒とは、小さな丸い物を数える接尾」としか表記されていません。
正しく決まった国語的な接尾がありましたら、お教え下さい。
実は、文部科学省にも問い合わせを試みたのですが、
『くだらない!そんなことはどっちでも良い!』と言い返され、
とても悔しい思いを致しました。
結論から言いますと、「どちらでも良い!ひとつ、ふたつでも良い!
正しく決まった国語的なものはない。」と思います。
例えば学習指導要領といったものにも書いてないと思います。
悩むお気持ちはとてもよく分かり、「くだらない!」には、私もがっかりします。

私も以前は、日本語に関して、どこかに「これが正しいのだ!」
と書いてあるのかと思っていたのですが、そうではないのだと最近思うようになりました。
たとえ辞書に書いてあっても、辞書というもの
著者の、ある意味個人的見解が含まれたもので、
1冊の辞書に書いてあったからといって、それが普遍のものとは言えないようです。
今は何冊も辞書を読み比べるようになりました。

苺を『粒』で数えるか、『個』で数えるか?
例えば当サイトで行っている『日本語調査』でアンケートを取っても
意見が分かれると思います。私の個人的好みでは『粒』ですけど。
『個』は比較的大きいものに、『粒』は比較的小さいものに使います。
栗とか苺ぐらいの大きさが、ボーダーラインになるのでしょう。

日本語を教えるようになって、いろいろな返答に窮する場面に出会い、
どこかに「これこれが正しい!」と決まったものがあればどんなに良いかと思ったものですが、
今は、「そうではない。自分で考えて自分の考えをもつしかない。」と思うようになりました。

日本語調査結果(81)]もご覧下さい。

ヨシコ
日 本
11
「お」についての質問です。 劇場で接客の仕事をしています。
先日「こちらのお椅子はリクライニングシートになっております。」
とお客さんに言ったところ、同僚に、
「お座席ならわかるけど、お椅子はおかしいでしょう。」 と言われました。
確かに「お椅子」と勢いで言いましたが、
これは使い慣れていない為の違和感なのか、 日本語としておかしいのか。
「お」をつけても良いものとおかしいもの、
ダメなものの違いを教えて下さい。
『お』の付け方については、待遇表現Q41にも書いてあります。

『お椅子』って、私は少し違和感ありますね。
でも、これ使い慣れていないからだと思います。
有名女優さんが、テレビCMで「お椅子をどうぞ!」とでも繰り返せば、
あっという間に違和感がなくなると思います。
「うまい!」って男性言葉で、女性言葉は「美味しい!」だと 昔は言われていたようですが、
ピアニストの中村紘子さんが、カレーのCMで 「うまい!」と言ってから、
女性も使うようになったという話、本当だと思います。

和語に『お』をつけて、漢語に『ご』をつけるという規則も例外があるようですしーー。
昔は外来語に『お』をつけるのは、間違いだと言われていましたが、
今では『おビール』は、多くの人が違和感を持たないと思います。
三浦綾子さんの『氷点』には、確か『おコーヒー』ってあったような覚えがあります。
ですから、決まりなんてなくて、要は慣れの問題だと思います。
『お』をつけるのに、 法則はないけれど、
男性より女性のほうが『お』をつける頻度が高いという傾向はあるでしょう。
私は、日本語を教えているとき、女性学習者さんが「米。」「すし。」というのは、
やはり「お米。」「おすし。」と言いましょうと直しますが、
『お』そのものの存在を嫌う人もありますね。
接客のお仕事をされているのであれば、なるべく多くの人が違和感を持たない
言葉を使われた方がよいのかなぁと思いますけど、そんなこと無理ですね。

ある人が教会のミサをおミサと言っているのを聞いてびっくりしましたが、
別の人に聞いたら、『おミサ』は普通だと言われました。
今では、そんなものかと思ったりします。

日本語調査結果(39)]もご覧下さい。


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