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 名詞関連(7)
眞由美
日 本
70
「ぼく」から「私」に移行するのは、だいたい何才くらいでしょうか。
年齢ということもあるし、社会人か学生かということもあるし、個人差もあるし、
誰もが一致する決まりなんてないと思います。
「こんにちは。」と「こんばんは。」は、いつ使い分けるか?
という疑問に似ています。
薄暗くなったとき、どっちを言おうかと考えてしまいますね。
「こんにちは。」と声をかけると「こんばんは。」と言われ、
「こんばんは。」と声をかけると「こんにちは。」と言われることもあります。

まぁ、中学生、高校生は『ぼく』が良いかな?と思います。

中 国
日本語歴:8年
69
Q68に続き、もうひとつ『つもり』についての発見なんですが、
新聞記事の見出しによく第三人称に「つもり」が使われます。
たとえば、「 日本政府は韓日関係をあきらめるつもりか」
「案の定、100%加害者(無保険)は逃げ るつもり!?」など。
つまり、第三人者に使われる場合は、
傍観者がその人たちのつも りで何かを述べると理解してもいいでしょうか。
どちらもちょっと変形はしていますが、疑問文ですね。
疑問の形をとりながら、意志の確認をしているということではないでしょうか。

中 国
日本語歴:8年
68
「子供の時、医者になるつもりです」の中の「 つもりです」は
「つもりでした」と言い換えますか。

また、森田良行先生の本によると 「つもりです」は第三人称に使う場合は
よく「ようだ」「らしい」と結び付くそうですが、
実際の例を見ると「田中さんは初詣に行くつもりです」などがあるのです。
これは どうしてですか。

この二つの文は全部中国で出版された教科書の中の例文です。
「つもり」は第三人称に使えるかどうかについて、いろいろ調べてきましたが、
それ ぞれの教科書や参考書はそれぞれ違った解釈をしています。
砂川有里子氏の「日本語 文型辞典」(p.234)には
「山本さんも参加するつもりだったのですが、
都合で来ら れなくなってしまいました」という例文があるのです。
また、「話し手の意志でも、第三者の意志でもかまわない」と書いてあります。
ですから、迷ったのです。
日本の方は文章を書く場合や人と話す場合は、
「つもり」を第三人称に使うかどうか知りたいのです。
「私は子供のとき、医者になるつもりです。」ーNG
「私は子供のとき、医者になるつもりでした。」ーOK
「田中さんは子供のとき、医者になるつもりだったようです。」ーOK
「田中さんは子供のとき、医者になるつもりだったらしい。」ーOK

『つもりです』は、意志を断言しています。
自分の意志は断言できても他人の意志は断言できないという考えを持っている日本語教師は、
第三者について述べる場合は、 『つもりらしい』『つもりのようです』と表現するように教えます。

私は、学習が進んできた学習者さんには、
場合によっては第三者について『つもりです』も許容される場合があるとしています。
しかし、そういうことを言うと、学習者さんを混乱させることになるので
「許容されている。」と言うときは、とても慎重になります。

砂川有里子さんって、存知あげていないのですが、
私の意見としては、
「話し手の意志でも、第三者の意志でもかまわない」 とまで言うのはどうかな?という感じです。
とはいえ、「第三者の意志でもかまわない。」というお考えもあるのだなと、
砂川さんのご意見を否定するものではありません。

日本における日本語教育の歴史は浅いので、
教科書にしても、教材にしても、まだまだ十分に練られたものではありません。
極端に言えば、日本語教師はそれぞれの考えで指導している と言ってもいいかもしれません。
日本語教育に関係していない一般の日本人に 聞いてみても、
統一された意見といえるものは出て来ないように思います。

三 雲
 
67
常用漢字の付表を見ていたところ、
「明日」には「あす」の読み方しかなく、
「あした」という読みがありませんでした。

教育上「明日」を「あした」と読む、読ませるのは
認められていないのでしょうか?
学校教育の現場ではどうなのか?というご質問なのですね。
小学校の先生をなさっていた方5人と会うチャンスがありましたので、
小学校ではどのように教えているか聞いてみたところ、
4人の方は、注意していなかったので何とも分からない。
1人の方は、『あす』『あした』ともに、ひらがな書きするとおっしゃっていました。

結局現場の先生も良く分からないようです。
私も分からないので、ご存知の方、教えて下さい

ことみ
 
日本語歴:6年
66
寄り道と遠回りの区別について、どうか教えてください。
『寄り道』:目的地へ行く途中でどこかに寄ること。
『遠回り』:もっと近い道があるのに、わざわざと遠い道をつかうこと。
で、どうでしょうか。

以下、ことみさん作成の例文を、樹が添削したものです。
『寄り道』: 子供の頃、学校の帰りに友達の家に寄り道して、よく母に叱られました。
『遠回り』: 子供の頃、学校と家の間に、大きな犬がいる家がありました。
その犬が怖いので、遠回りして通学しました。

小 倉
 
65
10cmのゴム糸を倍に伸ばしなさい
と言うと息子は20cmでとめました。
次に、もう一度 2倍に伸ばしてごらんと言って見たら
20cmと同じだと言うのです。
測定値に伸長率という用語がありますが、
100%、150%などの表記方法を使用しますが
2倍は200%となるのでしょうか?1倍は10cmでしょうか?
『倍』という言葉の意味は、昔と今とでは違うようです。
私は次のように考えています。

現代では、倍=2倍  1倍=変化なし
10cmのゴム糸を倍に伸ばしたら、20cm、
》 次に、もう一度 2倍に伸ばしてごらん
これが、20cmに伸びたゴムを、更に2倍にするという意味なら、40cm。
10cmのゴムを200%伸ばしたら、元の10cm+伸びた分20cm=30cm
10cmのゴムを1倍に伸ばしたら、10cmのまま。

どうなんでしょうか。

江 上
 
64
日本語教師養成講座に通いながら、ボランテイアを始めて半年になります。
さっそくですが、先日「形容詞+なります」の授業中に、
「『映画を観ると気持ちがよくなりました。』はいいですか?」 と
中国の方から質問をうけ、返答につまってしまいました。

『〜なります』についてはよく理解をされているようなのですが、
「気分がいい」「気持ちがいい」の使いわけを説明することができず、
なにか良い説明はないものかと、現在例文を作って検証しています。

@マッサージは気持ちがいい。
Aマッサージは気分がいい。

@今日は気持ちのいい朝だね。
A今日は気分のいい朝だね。
@お酒をのんで、気持ちがよくなる。
Aお酒をのんで、気分がよくなる。

@あなたの顔をみると、気持ちが悪くなる。
Aあなたの顔を見ると、気分が悪くなる。

●体に影響しているとき→気持ち
●心に影響しているとき→気分 上記のような説明しか思い浮かばず、
なにかほかに良い説明があれば、教えて下さい。
よい機会なので、江上さんのご意見を参考にして、私も考えてみました。
とりあえず思いついたことを列挙します。
以下、○×△は、大いに悩むところなのですが、深く考えずつけました。

(1)健康、体調等に関係する場合
@お酒をのんで、気持ちがよくなる。
Aお酒をのんで、気分がよくなる。

@薬をのんで、気持ちがよくなる。
A薬をのんで、気分がよくなる。

@マッサージは気持ちがいい。
Aマッサージは気分がいい。

@今日は気持ちのいい朝だね。
A今日は気分のいい朝だね。

『気持ちがよい』
『気持ちが悪い』
『気分がよい』
『気分が悪い』
:普通の状態よりプラスの状態
:普通の状態よりマイナスの状態
:マイナスの状態(病気等)が改善された状態
:普通の状態より健康でなくなった状態(病気等)

(2)精神衛生上の問題
@あなたの顔をみると気持ちが悪くなる。
Aあなたの顔を見ると気分が悪くなる。

@
A
映画を観ると気持ちがよくなりました。
映画を観ると気分がよくなりました。

どちらでも使えるのかな?と思います。

(3)心の状態に関係する場合
@遊びに行く気持ちじゃない。
A遊びに行く気分じゃない。
×
@感謝の気持ちで一杯です。
A感謝の気分で一杯です。

×
@気持ちのこもった手紙
A気分のこもった手紙

×
@試験の前に気持ちを落ち着かせなさい。
A試験の前に気分を落ち着かせなさい。

×
『気分』は、『気持ち』より軽い心の有り様で、『気持ち』を使うときほど真剣さがありません。

王 健
 
日本語歴:12年
63
下の文の下線に入れる言葉として、
「1同感」と、「3共感」と、どちらでもよろしいでしょうか。

「山田さんは、自分の子供が時々理解できないというと言う。
私も___だ。
この文の場合、私は『同感』を使い、『共感』は使いません。

『同感』という場合、感じ方を同じくするある人と
自分との意見/考えの強さが五分五分というか対等というか。
『共感』という場合、ある人の感じ方を主とすると、
自分の感じ方が従になるという、強さといったものに差があると思います。
うまく表現できませんけれどーーー。

同感だ。 ○
共感だ。 ×
同感する。×
共感する。○ という使いわけを、私はします。

zhang
中 国
日本語歴:5年
62
日本語では、「あなた」はどのくらいの範囲にまで使えるのですか?
『あなた』は、本来目上の人あるいは対等な人に使う敬語だったのですが、
いつのころからか、目上の人に使うと失礼な言葉になってしまいました。
目下の人に使うのはOKですが、対等の人にとなると微妙です。
対等な人に使うと『よそよそしい』感じがするので、
多くの場合その人の名前で呼ぶことが多いように思います。
これ、あなたの傘?

これ、山田さんの傘?
でも、名前を知らない人には『あなた』と呼ぶしかありません。
また、夫婦間では妻が夫を『あなた』と呼んだりします。

ヒヨコ
日 本
61
友人からの質問にうなってしまいました。
「接遇」と「接客」は何が違うのか・・・という質問です。
日本の本を読むとこの二つは並列のように扱われているが、
前者はもてなしの意味があり後者にはそれがない。
なのになぜ??と聞かれ、自分自身これまで疑問を持たずにきましたが、
言われてみればナルホドそうかも!という感じです。

知人等にも尋ねてみましたが、同義語ととらえている人が多く、
私と同じように違いを意識していないという結果でした。
『接遇』って、私はあまり使わないのですけどーーー。

『客』って、意味が二つありますね。
一つは、お店等営業しているところにやってくる人。
人間ドックを受けるために病院に行っても「お客さま!」と呼ばれます。
金銭の授受はないけれど、役所等の公共機関に行っても「お客さま!」と呼ばれますね。

もう一つは、個人の家などにいらっしゃる人。

私は、『接客』にも、もてなしの意味があるとは思うのですが、
本来はどうであれ、現在では 『接客』は営業の場で使われることが多いように思います。
公共機関は、営業とは言えないかもしれませんが、やはり『接客』なのでしょう。

『接遇』は、金銭の授受のない場で使われているのではないでしょうか?

正直に言いますのと、よく分からないのです。



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