名詞関連リスト助詞関連】【形容詞関連】【発音関連】【接辞関連】【動詞関連】【待遇表現】【副詞関連文の構成
助動詞関連いろいろ表記関連

 名詞関連(2)
Hiroe
日 本
20
はんこ、とあんこの”こ”について、お伺いしたいのですが。。。
はんこ(印鑑)は元来”はん”でそれに”こ”がついたと解釈 したのですが、
これは単なる話し言葉なのでしょうか?
同じく、お饅頭のあんこも”あん”が正しいとおもいますが、
日常ではあんこ、といいますね。
この”こ”も単なる話し言葉でしょうか?
それとも、両者ともに、
もう日常語(書き言葉としても)になっているものとして
紹介してよいのでしょうか?
はんこは、『版行』の転じたもので、判子と表記するように なったんだそうです。
あんこは、『餡粉』の転じたもので、『餡子』とも『餡こ』とも『餡』とも 表記されていますね。
もっとも、こういう解釈は、諸説あると思うのですがーー。

両方とも、書き言葉としても話言葉としても使われているように思うのですが、どうでしょうか。

鳩派植留
日 本
19
「仲間」という言葉ですが、「遊び仲間」を連想 する人が多いと思われ、
子供の遊び仲間としての、兄弟姉妹、近所の血縁関係のない同世代児童、
同級生などを連想させます。

最近、気になっている言葉がこの「仲間(たち)」で、
NHKの動物紀行ものなどでも、しばしば 出てきます。
2004/1/26の同番組から引用すると 「犬の仲間、リカオン」という具合。
ネコ目
ネコ目
-
-
イヌ科
イヌ科
-
-
イヌ属
リカオン属
-
-
イヌ
リカオン
となりますから、「犬の仲間、リカオン」と表現しているのでしょうね。
まぁ趣旨は理解できるし 特に大きな問題ではないのですが。
しかし前から、私はこれに引っかかっていま した。
小学生低学年用にもわかる表現にしよ うという意図でしょうが、
実際の番組の内容 は中高生以上、大人にも視聴できるものでして、
もう少し配慮が必要だと思いました。
イヌとリカオンは属が違い住む場所も異なり、
決して遊び仲間ではありません。
テレビでは、多分、
「科」が同じ動物を「仲間」と言っているのでは、と疑われます。
実際に、番組でも、同じネコ目の、ハイエナ 科のハイエナが、
イヌ科のリカオンの子供を襲っていました。
つまり「目」が同じでも、 その下の「科」が異なれば、敵なのです。

代替案は、 リカオンは分類上、イヌ科に入ります」が無難。
ただし「イヌ科」にも「イヌ属」があるので、
もう一つわかりにくいかも知れませんね。

疑問は、上の表で、リカオンをイヌの仲間と呼んでいいかどうか、です。
そうですねぇ。
今思い出したのですが、小学生に日本語を教えている友人が
形容詞を『イの仲間』、形容動詞を『ナの仲間』と教えていると言っていました。
この場合の『仲間』は、『同種』という意味なんでしょう。
『イヌの仲間』という言い方は、年少者向けの感じがありますね。
それほど気にはならないのですがーーー。

日本語調査結果(91)]もご覧下さい。

SATO2
日 本
18
小学校1年生の国語での反対語について、悩んでおります。
「水」の反対語(対)は何でしょうか? 辞書をいろいろと調べましたが、
私は「油」だと思っていたのですが、ご父兄の方から、
油という漢字はまだ習っておらず、他にあるのかどうかを質問され
少々困っております。
油は、水とは性質が異なり、水に油、あるいは水と油で言い表すのだと
思うのですが、これって反対語(対)なのでしょうか?
知人と話したら、意見が割れました。
ここに書くのは、私の意見なのですが、
対語と反対語は、区別したほうが良いと思います。
対語は、内容的に対立するもの、反対のもの、対照的なもの、対比並列されるもの等の総称で、
反対語は対語の一部です。
例えば『水』の場合
内容的に対立するもの
対照的なもの
対比並列されるもの
氷、水蒸気
火、湯
上の表、ちょっと自信がないのですがーーー。

油は、水の対語ではあっても、反対語ではない、というか、水に反対語はないと思います。

ゆ う
日 本
17
アメリカの高校で日本語を教えています。
品詞についての質問があるのですが、
これをみっつください。/鉛筆を三本ください。/この本を三冊私にください。
の「みっつ」「三本」「三冊」の品詞は何ですか?形容詞ですか?副詞ですか?
私の考えとしては、
みっつこれをください。/鉛筆をください三本。(会話で)/
この本を私に三冊く ださい。
といったように、かなり柔軟に置く場所を変えられることから、
副詞ではないかと考 えているのですが、
「これ」「鉛筆」「本」といった名詞の内容説明をしていることから
形容詞なので しょうか?教えてください。
名詞ではないでしょうか。
名詞は、副詞的にも使われることがありますね。
形容詞というのは、違うと思います。 日本語の形容詞は『い』で終わります。
日本語の文法を英語の文法にあてはめて説明するのは、無理があるかもしれません。
英語は英語、日本語は日本語で、別のものなのです。

中 国
日本語歴:7年
16
日本語能力試験の練習用問題集にあった問題です。
<見込み>にも<見通し>にも予想、予測の意味がありますが、
どう理解すればいいでしょうか。
<見込み>と<見通し>ととっちが正しいですか。
****天気予報によれば、明日から天気が崩れる(    )。
この質問をいただいたとき、『日本語能力試験問題』とだけあったので、
まさか過去問題ではないだろうと思い、確認して練習問題だと分かりました。
こういう問題が実際の試験に出るはずがないと思い、安心しました。
私は、回答するとすれば、『見込み』だろうと思いました。

しかし、あまりしっかり考えなかったので、じっくり考えてみました。
問題は二つあります。
(1)『見込み』と『見通し』の使い分けはどうだろうかということ。
(2)『見込み』『見通し』をお天気に使うだろうかということ。

まず(1)ですがーーー。
ややニュアンスが違うながらも、どちらも共通して使える場合
予定 来春卒業の見込みです。 ←→ 来春卒業の見通しです。
予想 復旧の見込みが立たない。 ←→ 復旧の見通しが立たない。
見込みを使う場合
希望・可能性 成功の見込みがない。
見込み違いでした。
将来性 彼は見込みのある選手です。
見通しを使う場合
遠 望 霧で見通しがきかない。
察知・洞察 生活の見通しが立たない。
見通しが甘い。
そんなことは先刻お見通し!

次ぎに(2)ですがーーー。
知人に聞いてみたところ、『見込み』は人為的な感じがするし、
どちらも不適当だと思うと言っていました。

今の段階では、断言できません。
「夕焼けがきれいだから、明日良いお天気だろう。」が判断の基準だった時代とは違って、
現代は宇宙衛星等を使って科学的に天気予報をしています。
(天気予報はよく外れますがーーー。)
だから『予想』しても良いのではないかと思ったりしますが、実のところ考えが揺れています。

日本語調査結果(83)]もご覧下さい。

中 国
日本語歴:7年
15
これも日本語能力試験の練習用問題集にあった問題です。
<機嫌がよい>と<気持ちがよい>と<気分がよい>と どこが違いますか。
****課長は今朝から(    )が悪く、ずっとこわい顔をしている。

<機嫌>を選びたいですが、
<気持ち>も<気分>も正解かもしれないと思っています。
いったいどっちがただしいかよく分かりません。
教えていただきたいです。
『機嫌』が正しいです。
『機嫌』は態度や表情に表れる快・不快の感情です。
『気持ち』と『気分』は、いわば内面の感情です。
こわい顔をしていているのですから、 感情を表情に出している、つまり『機嫌が悪い』のです。

それからもう一つ。他人の内面の感情を断定することは、日本語では間違いです。
「山田さんは、悲しいです。」
「山田さんは、悲しそうです。」
「山田さんは、悲しがっています。」
×


この問題では、『今朝から(    )が悪く』となっていることからも、
選ぶのは『機嫌』になります。

元 重
日 本
14
毎年、年賀状を書くたびに悩んでいる事があります。
それは、年賀状の文面で
「昨年は大変お世話様になりました」と 「昨年は大変お世話になりました」と、
どちらが正しいのか迷って います。
どうかご指導のほどよろしくお願いします。
「昨年は大変お世話になりました。」が良いと思います。
もし、『お世話様』を使うなら、 「昨年は大変お世話様でした。」が良いと思います。

板 井
日 本
13
3歳の息子に絵本を読んでやっていて気になる表現があります。
「○○ちゃんのうちに行った」などという表現が、
絵本の中に頻繁に出てくるのですが、
どうも私の感覚では「○○ちゃんの家に行った」ではないか
と気にかかっています。
「うち」は自分を中心として自分の内側に関することについて使う言葉
なのではないかと思うのですが、確信がもてません。
『うち』を漢字で書くと、常用漢字では『内』、
常用漢字表外音訓にまで範囲を広げると『中、家』も入ってきます。
『うち』の意味を大きく分ければ、
(1)自分を中心として自分の内側に関することについて使う言葉。漢字で書けば、『内』『中』
(2)広く家庭一般。漢字で書けば『家』(ひらがなで書くのが一般的)

『家』と『うち』の違いを乱暴に言えば、『家』は建物を表し、 『うち』は家庭を表しているのでしょう。
実際のところ、建物、家庭一般を言うときの『家』と『うち』の境界線ははっきりせず、
多くの場合、置き換えが可能です。 置き換え不可のものを探した方がよいぐらいです。

* うちの親は厳しいです。(いえ×)
* うちの(配偶者の意味)に聞いてみます。(いえ×)
* 家を継ぐ。(うち×ーーこれは○の意見もあるかもしれません。)

話を本題に戻しますが、私は 「○○ちゃんのうちに行った。」も「○○ちゃんの家に行った。」も
どちらにも違和感がありません。
違和感を感じるか感じないかは、多分に個人差によるもので、
どっちが正しいと決まっているというものではないと思います。

日本語調査結果(76)]もご覧下さい。

Kat
オーストラリア
日本語歴:8年
12
「動詞+わけです。」という言い方をよく聞きます。
「わけ」は理由という意味ですね。
これは、理由を説明しているのですか。
『わけ』は『理由』という意味以外、たくさん用法があります。
「動詞・連体形+わけです。」にもいろいろ意味があります。
(連用形という言葉は、日本人ために学校文法で使われている用語です。)
「その後私は留学したわけです。」→「その後私は留学したんです。」
「みんなが怒るわけです。」→当然のことだ/はずだ
「あなたが手伝ってくれれば、助かるというわけです。」→断定を避けて柔らかく  等

『わけ』は説明がしにくくて、やっかいな言葉の一つです。

鳩派植留
日 本
11
日本語調査(29)で「こだわり」「こだわる」が、プ ラスかマイナスか、
という観点で調査されて いました。

最近の例では「いい意味でのこだわり」とい う使い方もありますが、
これさえ、「こだわ り」の中には「いい悪い」という価値判断がなく、
やはり少数派の執着を示唆しています。
この説で言えば、寿司屋が「うちは米にこだわっている」というのは、
米はどこの寿司屋でも大切にしており、当たり前(多数派)のことなので
あまり適切な表現ではなく、もしど うしても使いたいなら、
「うちでは、四国米にこだわっている」というように、
新潟という多数派(大手)ではなく、四国という少数派の産地米がいい
と判断して使っている、と いうように使うのがいいと思います。

これについて以下のような追加調査をお願い します。
質問: こだわり(る) という言葉について、以下のどれに該当しますか。
■多数派の意見を言うときに使う。
■少数派の意見を言うときに使う。
■多数派少数派に関係なく使う。
■多数派少数派に関係なく使わない。
■この設問では、どちらとも言えない。
『こだわり』『こだわる』にプラスのイメージを持つ場合について考えるとーーー。
例えば、食材などに『こだわる』ということは、納得のいく品質を求めるということ。
自分の行動の場合は、より完全を目指して努力するということ。
つまり、自分なりの理想に向かって安易に妥協しないということのように思えます。
と考えてきたら、多数派少数派とは物差しが違うように思えてきました。

日本語調査結果(64)]もご覧下さい。


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