名詞関連助詞関連】【形容詞関連】【発音関連】【接辞関連】【動詞関連】【待遇表現副詞関連文の構成リスト
助動詞関連いろいろ表記関連

 文の構成(7)
BBking
日 本
70
過日、ある人から、私が書いたメール内容について、
「致します」と「存じます」の混在はおかしいという指摘を受けました。
自分が書いた内容ではありますが、
確かに指摘されると「そうだな・・」と思う反面、
本当に間違っているのかな?とも思います。
その文面は、次の通りです。
○○の件に関し、過日メールを頂戴致しましたが、
ご連絡いただいた内容でお願いしたいと存じます。
正式な表現をご指導頂けませんでしょうか。 宜しくお願い致します。
待遇表現の適否は、全ての人に好ましく思えるものがあるかどうか、とても難しいと思います。
あの人はおかしいと言い、この人はおかしくないと言いーーー。
正しいとか正しくないとかより、 先方がどう感じるかの問題でもありますし、
また、先方との関係がどうであるかにもよっても違ってくるものなので、困りますね。

ただ、上記の文では、『致します』と『存じます』が混在していても、
私は別におかしいとは思いません。
やや堅い文面だとは思いますが、メールの相手によっては、
これくらいが適当な場合もあるでしょうしーーー。

『致します』と『存じます』が混在してはいけないという意見があるということが、
むしろ不思議に思えます。

Masuko
日 本
69
小5の子供の国語文法を勉強していての質問です。

「好き」という言葉を辞書で引くと名詞、形容動詞とあります。
形容動詞の言い切りの形は「だ」なので、
「私はあなたが好きだ。」という文章は正しいけれども
「私はあなたが好き。」とう文章は間違いですよね。
言い切りが「き」とう形容動詞は
私が調べた文法書には明記がありません。
だから「あなたが好き」というのは間違いで
「あなたが好きだ。」が正しいのよ、と子供に教えたいのですが
それでよろしいのでしょうか?

「あなたが好き」とう表現は世間であまりにも広く使われているので
もしかしたら私がしらないだけで、
「好き」という言葉はほかの品詞があり
「あなたが好き」いうのは正しい表現なのでしょうか?
教えていただけたらと思います。
書き言葉と話し言葉とでは、違いがあるように思います。
書き言葉の場合は
「あなたが好きだ。」あるいは「あなたが好きです。」のどちらかでしょう。
でも、話し言葉の場合は、
「あなたが好き。」「あなたが嫌い。」「富士山がきれい!」等、
『好き』に関わらず他の形容動詞の場合も、特に問題があるとは思いません。

もっとも、近年、書き言葉と話し言葉の区別が
なくなってきているとは思いますがーーー。

少し話しが変わりますが、
例えば「山田さんは親切と思う。」という文章ですが、
私は、書き言葉でも話し言葉でも
「山田さんは親切だと思う。」と『だ』が入るべきだと思っています。
最近、『だ』抜きが多くて気になります。

そこのところは押さえたいと思うのですが、
将来、『だ』抜きが定着するだろうなぁという気がします。

erina
日 本
68
形容詞の重文「〜し」について質問があります。
彼女はかわいいし、綺麗です。
こ.の文はよく使いますが、文法上正しいですか?
私を含む日本語教師を目指す人たちが集まって考えましたが、
結局のところ正しいかどうかわかりませんでした。

「〜し」という形もあっていいのではないかと私は思います。
はじめは方言かと思っていましたが、違うようですし。
お示しの例文ですが、私は違和感を持ちません。問題ないように思います。

『かわいい人』は『綺麗』なことが多いように思うので、例文を変えてみます。
あのレストランは
あのレストランは
あのレストランは
あのレストランは
まずい(×)し
美味しい(○)し
まずい(×)し
美味しい(○)し
高い(×)です。
安い(○)です。
安い(○)です。
高い(×)です。
OK
OK
NG
NG
『〜し』は、好ましいことばかり、あるいは好ましくないことばかり繋ぐのに使います。

次のような使い方もします。
あのレストランは、料理はまずいし、店の人は不親切だし、もう二度と行きません。
あのレストランは、料理は美味しいし、店の人は親切だし、とても気に入りました。
昨日の紅葉狩りは、雨は降るし、道路は渋滞するし、散々でした。

大 見
日 本
67
ボランティアで中級レベルの外国の方 達を教えています。
先日は、
1、<ここで、待ってください>と
2、<ここで、待っていてください>
の違いを聞かれました。
私なりに考えたところ、2の方が継続の意味合いがあるように思います。
1よりも2の方が同じ状態で待ち続ける、
極端な言い方をすれば 一歩も動くなというような・・・。
それに対して、1は、相手が戻るまでは自由だが、
待つならここでというニュアンスを感じます。

また、呼び止める際は<ちょっと、待ってください!>ですよね。
<ちょっと待っていてください!>だと意味合いが違う気がします。
考えているうちに混乱してきました。
他の動詞に置き換えるとすぐわかりそうですが、
何だか<待つ>という 動詞を使うとわかりづらくなります。
何か、いいお考えがありましたら、アドバイス頂きたいと思います。
状況によって違うので、端的に説明するのは非常に難しいです。
こういう質問を受けると、人はそれぞれ自分で状況設定して答えてしまいます。
その個人の状況設定が違うため、意見が割れたりすることが多いと思います。

ですから、今回ある一面ではこういう考えもあるというお答えになります。
「ここで、待ってください。」は、単に待つことを要求しています。
「ここで、待っていてください。」は、待つことが長引くかもしれないという場合のための
予防線のようなものが感じられる場合もあるように思います。
大見さんのご意見も「なるほど!」と思います。

「ちょっと待ってください!」ですが、
これも状況設定なしにお答えするのは難しいのですが、
「ちょっと、待ってください。」は、呼び止めの言葉で、
「ちょっと、待っていてください。」は、 「それほど時間がかからないうちに戻りますよ。」
といったメッセージがこめられている場合もあるように思います。

こういう文の違いを複数の人が議論するとき、
ともすれば、違う状況設定のもので話している場合がありがちで、
どの意見が間違いだとかいうことはないように思います。

日本語指導する場合は、あらゆる状況を設定して説明するのは、話がくどくなり、
聞いている方もたいへんなので、比較的よく使われると思われる状況を設定して
説明するしかないように思います。
指導者が複数の場合は、指導者間で充分話合うことですね。

王 健
中 国
日本語歴:12年
66
私は「では」という助詞についてちょっとお聞きしたいです。
次の文は1997年国際能力試験1級問題の文法問題の一つです。

「文法問題
課長である以上、そんな大事なことを知らなかった__だろう。
1、 でもすまされない 2、 でもとまらない
3、 ではすまされない 4、 ではとまらない

この問題の正解は「3、ではすまされない」ですが、
ここの「では」という助詞はどんな意味を表すかについて、
私仮定の意味を表すと思いますが、
日本人の先生に聞いて、「手段や方法を表す」と解釈されましたが、
到底納得できないのです。ご説明をお願いします。
諸説あると思いますが、
断定の助動詞『だ』の連用形『で』+副助詞『は』だと考えています。
断定の『で』を『は』が取り立てています。
私は『では』は、助詞ではなく連語だとしています。

学者の数だけ日本語の文法論があると言われています。
いろいろな考え方があるので、どれが正しくて、どれが間違いだとは
なかなか言えません。

私は、自分が納得いく説を採用していますが、
だからといって、他の説を否定するものではありません。

中 国
日本語歴:5年
65
「うれしがった」と書いてあるのを見たことがあります。
「うれしかった」の間違いかと思うのですが、どうでしょうか。
『うれしかった』は、イ形容詞『うれしい』の『た形』です。
イ形容詞に『がる』がつくと、
『うれし』+『がる』→『うれしがる』となって、動詞になります。
『うれしがった』は、動詞『うれしがる』の『た形』です。
ですから『うれしがった』は、間違いではありません。

一般には、形容詞は状態を、動詞は動作を表します。

『か』と『が』の違いだけでなく、高低アクセントも違うので
日本人は、聞き違えることはありません。

Dmitry
ロシア
日本語歴:2年半
64
次の文章をご覧ください

*連中に電話できいたら、視界はよくなりつつあるそうです。

「視界はよくなりつつある」と「視界はよくなっている」がどう違うか
教えてくださいませんか。
『つつ』は、本来は、同時進行動作を表す接続助詞です。
『つつある』は、英語の現在進行形を
日本語に訳するために作られたものではないかと思っています。

『なりつつある』と『なっている』の違いですが、
(1) 一般的には『なっている』の方が口語的だと言えると思います。
(2) 『なりつつある』は、現在進行中の動作、あるいは実現が近い状態を表します。
『なっている』は、どういう副詞がつくかで変ってきます。
「どんどん、よくなっている。」といえば、実現が近い状態でしょうし、
「既に、よくなっている。」といえば、もう実現している状態です。

みー
 
63
現在職場で、
「〜したくなる」という表現は正しいのかどうか問題になっています。
具体的には、「住み続けたくなる町」というのは、
日本語として正しいかどうか?という疑問が出ております。

品詞分解してみると、
住み 続け たく なる
(自動詞連用形) (他動詞連用形) (助動詞連用形) (他動詞連体形) (名詞)
になるのではないかと思うのですが、
「たくなる」の接続は正しいのでしょうか?

既に、そのようなフレーズが使われているところも多いのですが、
これまで手分けして探していても「正しい」というお墨付きも
「間違いである」という記述も見つかりません。
樹さんのお考え、ということで結構ですので、
ご回答いただければ幸いです。
『なる』は、自動詞かなと思うのですが、
『たくなる』の接続は、問題ないように思います。

『たい』は、形容詞型の助動詞です。
ちょっと乱暴ではありますが、『住み続けたい』は形容詞だと考えることもできます。
日本語を教えるとき、動詞に『たい』がつくと形容詞になると教えています。

美しくなる、暑くなる、寂しくなる等と同様、『住み続けたくなる』に問題を感じません。

やまぴー
日 本
62
中国の日本語学校で働いております。
先日、上級クラスの学生さんから質問を受けました。

「印鑑と身分証明書をご持参(@)、係りまでお申し付け下さい。」
(@)に入る言葉の選択肢は、
A:の上 B:の上で C :の上に D:上は となっていて、回答はAです。

その学生さんが選んだ回答はBで、なぜBではだめなのか・・・とのことでした。
彼を納得させられるような答えがみつかりません。
考えているうちに、私の日本語がおかしくなってきた気がするので、
こちらで客観的 な意見を聞きたく、メールしました。

「Aの上で、B」のほうが、「Aの上、B」よりも
「Aのことをして、Aが終了して から、Bをした」と言う感じがするのです。
「Aの上、B」は「Aをして、B」というように
ただの順番を述べてい るだけのような気がします。
そこで、人に依頼するような「〜して下さい」がBに来る文には、
「Aを 必ずしてから、Bをして下さい」 と他人に対して言うのは失礼だから、
当てはまらないのかなあ・・・・という結論に達したのですが、
いかがでしょうか?
私もやまぴーさんと同じように考えています。
『で』が入ると、「Aを 完璧に/充分に してから、Bをして下さい。」という
ちょっと高圧的な態度になってしまうということなのでしょう。
『で』が入らない方が、言い方が穏やかになるように感じます。

「Aの上、Bして下さい。」というのは、慣用表現だとしても良いと思います。

ところで、私の意見は、極めて主観的なものだとお考え下さいね。

京 津
日 本
61
3ヶ月ほど前から外国人中学生に日本語を教えています。
『〜へ買い物に行きます』という構文を勉強したときに
『図書館へ宿題に行きます』はダメですかと聞かれました。
『宿題をします』は言いますが、『宿題します』とは言わないからダメです。
と答えましたが、ならば『グラウンドへサッカーに行きます』はどうなんだろうと
考えたらわからなくなってきました。
スポーツの場合は、『スキーをします』『テニスをします』が正しく、
『テニスします』というのは助詞を略した会話的な言い方だと思うのですが、
『〜へテニスに行きます』『海岸へサーフィンに行きます』は自然なのに、
『体育館へバレーボールに行きます』は不自然で、
『体育館へバレーボールをしに行きます』ならおかしくないような気がします。
習慣的なものなのでしょうか。
余暇に遠くまで行ってプレイすることの多い人気スポーツは
『〜へスキーに行きます』という言い方が耳慣れているのかなとも思いました。
アドバイスをお願いいたします。
『〜に行きます』という形の『〜』には、
動詞連用形(マス形)や動作性のある名詞がきて、『行く』目的を表します。
『宿題』それ自体には動作性がないので、
「宿題に行きます。」は、NG。
「宿題しに行きます。」は、OKとなります。

基本規則はこうなのですが、
耳慣れていないので違和感があるという場合もあるんでしょうね。
また、例えば『バレーボールに行きます』に違和感があるかどうかは、
意見が分かれるところだと思います。

『人気スポーツはーーー』という京津さんのご意見、
そうかもしれないという気もします。



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