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助動詞関連いろいろ表記関連

 文の構成(2)
チョロ
日 本
20
言葉は自然に覚えていくものとよく言われます が、
今私達が話している言葉全てが過去に学んだものなのでしょうか。
例えば、後悔 する表現として、「やっとけばよかったのに」
「やって損はなかったのに」「なんでやらなかったんだろう」など
ある程度決まった 表現が自然に出てきます。
一見すると今思い立った言い方に見えますが、<言い慣れ>に思えます。
でも果たしてそんなに膨大な表現を、幼い頃に覚えたとは思えません。
かと言って、はっきりしない文法に基づいて、
表現を創作してるとも思えないので す。
私たちの頭の中には意識していない文法体系があって、
それを駆使して言語を運用しているのだと思います。
「部屋を出る。」と「部屋から出る。」とどう違いますか。
という質問を受けて、即答できるのは、日本語に携わっている人ぐらいでしょう。
でも、即答出来ないからといって、うまく使い分けができないというわけではありません。
日本語を母語としているほとんどの人が、無意識に使い分けているのです。

表現の創作は、あると思います。
意識して創作する場合もあるし、誤用によるものもあるでしょう。
でも、言語の表現は膨大で、それは人間が成長の過程で修得しているのだと思います。
成人して頭が固くなってから、母語以外の言語をいかに熱心に学習しても
「大海の水を飲むに等しい。」と言った日本語学習者さんがいます。
お気持ちは本当によく分かります。

チョロ
日 本
19
日本語についてお聞きしたいことがあります。
英語には、第一文型から第五文型まで、非常に秩序立ったものがあり
理解しやすいのですが、 日本語はそれらに該当するものが無いと思います。
もちろん、主語、述語、修飾語な どはありますが
助詞のついた単語は複雑で、
文中のどこに入ってもおかしくないこともあります。
当たり前に日本語を話してきたのに、
いったいどうやってこんな無秩序な言葉を話せるようになったのか
とさえ思ってしまいます。
せめて日本語に骨組みのようなものはないのでしょうか。
(一般的な文法書の説 明では
とても日常用語をカバーしているとは思えないのです。)
『一般的な文法書』とは、どのようなものをお読みになったのでしょうか。
日本語の文法には2種類あって、一つは日本人が国語を整理するための文法で
もう一つは、外国人が日本語を学ぶために学習する文法です。

日本語は秩序のない言語ではありません。
秩序のありなしで言うならば、日本語も英語も変わりはないと思います。
英語という別の言語に日本語をあてはめて考えておられるので、
分かりにくいのかと思います。
英語の文法を一時頭から移動させて、
外国人が日本語を学ぶときに使う文法書をじっくりと お読みになると、
見えてくるものがあると思います。
私の場合、日本語の文法が 理路整然と見えてくるのに何年もかかりました。

山 岡
日 本
18
「・・・について対応を誤れば、企業の存続もゆるがせかねないことになる」
かねない(兼ねない)は、動詞の連用形につくので、
ゆるがす(揺るがす)においては、ゆるがしかねない、だと思うのですが。
(あるいは、受身で、ゆるがされかねない)  
また、ゆるがせにできない、の「忽せ」と混同しているのでは?
とも思われました。
「・・・について対応を誤れば、企業の存続もゆるがせかねない ことになる。」
この文を読んで、企業のトップが企業戦士に対して 檄を飛ばしているのかと思いました。
トップの人は少し引いた立場で、「お前達の責任だぞ!」 と言っているようなーーー。

他動詞『揺るがす』には、ペアになる自動詞『揺るぐ』があります。
使い慣れていない言葉で、すぐには思い出せなかったのですがーーー。

『揺るぐ』の使役形は『揺るがせる』です。
多分、『揺るがせる』の連用形+『かねない』なのでしょう。
いろいろな用法がありそれぞれだと思いますが、使役形を使うのも一つの考え方かもしれません。
使役形の意味は『強制』『放任』とありますが、この場合は、『放任』ということも考えられます。
この文を書いた人の意図が分からないので、なんとも言えませんがーーー。

山岡さんから、ご意見をいただきました。

やはり、主語は何かを明確にすることが必要と思いました。
元々の文は、「我々は、・・・しなければならない。  
・・・その対応を誤れば、企業の存続もゆるがせかねない。」ですが、
主語に対応した他動詞なり自動詞を使うのが基本で、自然との結論に達しました。
この例では、「我々は」を主語として、「企業の存続もゆるがしかねない。」とするか、
「企業」を主語として、「企業の存続も  ゆるぎかねない。」が基本だと思いました。
また、自動詞の使役形を使った、元の文もあり、だと思いますが、
誰がそうしたのかは分からないが(我々も、企業自体も関係しているが)
そのような状態にもなるという、婉曲な言い回しになると思われます。

アイラ
日 本
17
私は某会社のコールセンターに勤務していましています。
お客様との会話で、最後のしめとして
「本日は私(名前)がお電話させていただきました。」
と言うルールになっています。
(名乗ることによって相手に安心感・信頼感をあたえるため)
ところが、この一文をすべてのお客様に言えるわけではなく、
早く切りたい方に対してはもっと短い表現を使わなければなりません。
そこで、数人の社員が「(名前)と申しました。」という言葉を使っています。
私自身は「私は(名前)と申します。」、「私は(名前)と言います。」に
過去形を使用するのは不適切で大変違和感があると感じていますが、
管理者もそれに対しては言及していません。
こういう表現は存在するものなのでしょうか?
「(名前)と申しました。」というのは、私にも違和感があります。
「5年前は結婚していなかったので、鈴木と申しました。」 でしたら、自然ですね。

「これで話は終わりました。」という意味を含め、過去形にしているのですね。
では、「古畑任三郎でした。」 はどうでしょうか。人気のテレビ番組です。いえ、でした。

「本日のお電話は、私(名前)でございました。」では、どうでしょうか。
「本日のお電話は、私(名前)でした。」でも良いですし、
「私(名前)でした。」だと、あっという間に言えます。

いずれにしても『申しました』は良くないと思います。

イトザン
中 国
日本語歴:19年
16
「テキストのテープはどれですか」と「どれがテキストのテープですか」の
二 つの質問文はどのような場面で行なわれますか。
そして、どういうニュアンスの区別 がありますか。
「どれがテキストのテープですか」の答えには
「これがテキストのテープで す。」と
「テキストのテープはこれです。」と両方がありますが、
その場面とニュア ンスは?
以上、お願いいたします。
1.について
日本語は語順のきまりが 他の言語と較べて比較的緩やかな言語だと聞いています。
語順のきまりが緩やかなので、
話者が一番強く言いたい言葉を一番前に持って来ることもできます。
頭に来る言葉一番印象が強いですね。
何を一番強く言いたいかで、語順の変更があるということです。
2.について
規範的な日本語では、「どれがテキストのテープですか。」の答は
「これがテキストのテープです。」だけです。
会話では、「テキストのテープはこれです。」 と答えることもあるということです。

yan
中国
日本語歴:6年程
15
.名古屋大学大学院言語文化学科入試の過去問に:
a
b
何を買いますか?
何を買うんですか?
a
b
お金ありますか?
お金あるんですか?
1aと1b、2aと2bの使い分けを述べよ。
また1と2の場合の相違について言語学的に論じよという問題がありました。
使い分けはまだわかりますが、
場合の相違についてというのはどういういみでしょうか?
日本人の友達に聞いても、説明していただけませんでした。
「何を買いますか?」「何を買うんですか?」の違いについては、動詞関連Q18をご覧下さい。

「何を買いますか?」「お金ありますか?」の場合の相違について言語学的に論じよ、ですか。
『場合の相違』って、どういうことなんでしょうね。 よく分かりません。
どちらもあまり親しくない知り合いと買い物に行ったときの会話のような気がします。
親しい友人になら、「何買うの?」「お金ある?」とか聞きますね。
目上の人には、ちょっと言えない言葉ですね、両方とも。

『言語学的』というからには、
1は、「○○は ××を V。」で 『動詞述語文』。
2は、「○○は ××が あります。」で 『はが構文』。
こんなことしか思いつきません。

Robert
アメリカ
日本語歴:なし
14
Here are my questions on Japanese. Can you answer my questions?
A. What particles are used where?
 i.e. what particle(character) is used to denote the subject of the sentence?
B. What is sentence structure like?
 Is the subject always at the beginning of the sentence?
 Is the verb in the middle or end of the sentence? etc.
Aについて
 主語になるのは、名詞と代名詞です。
 名詞か代名詞のあとに『が』か『は』がついて主語となります。
 『は』については、必ずしも主語とは限らない問題がありますが、
 学習を進めていかれるなかで、理解して下さい。
Bについて
 日本語は主語が文の最初に、動詞が文の最後に来るのが原則です。
 疑問詞のある疑問文では、疑問詞が最初にくることも原則です。
 しかし、日本語は英語ほど文の構成のきまりが強制的ではありません。
 いろいろな場合があると思います。 

大久保
日 本
13
子供(小学校2年生)からの質問で「この文章の主語は?」と聞かれ
私なりの答えを教えたところ、学校で間違いとなったそうです。
私としては、なぜ間違いなのか、理解できませんでした。
なるべく、わかりやすく教えてください。
Q1.「おとうさんは、37さいです。」の主語が「おとうさん」で間違い。
   「おとうさんは」で、正解だそうです。
Q2.「これは、ペンギンです。」の主語が「ペンギン」で間違い。
   「これは」で正解だそうです。
『主語は助詞を含む』という考え方が一般的だとされています。
『主語は助詞を含まない』という学説もあるかもしれません。未確認ですがーーー。
学校文法では、『主語は助詞を含む』となっているので、そうしなければ間違いになります。
としかお答えできません。

Q1、Q2ですが、両方とも『AはBです』という文型になっていて、『Aは』が主語です。

新 城
日 本
12
朝食を食べて会社に来ました。
朝食を食べてから会社に来ました。
上記2文の『〜て』と『〜てから』の使い分けはなんでしょうか。
『〜て』『〜てから』両方とも 『一つの動作の成立時点を次の動作の起点とする』点では
同じですが、 『食べて』は『食べる』という動作に重点がおかれ
『〜てから』は『成立時点』に重点がおかれます。

HIRONAO
日 本
11
「追い求めて」は一文節か二文節か、どちらでしょうか?
また、それはなぜでしょうか?
たぶん「追い求める」でひとつの言葉なのだと思います。
追って求めるわけではないんで。
だから一分節だとは思っていたのですが・・・。
でもはっきりしなかったからちょっと聞いてみました。
文節の考え方ですが、中学生だったとき習ったように思いますが、
それ以来、全然思い出すことがありませんでした。
日本語教育の中では、全く出てこない概念です。

それで中学生用の参考書で調べてみたのですが、
文節とは、『文を意味がわかる程度にできるだけ短く区切った単位』
といった意味のことが書いてありました。
文節の切れ目は、『さ』を入れても不自然でないところ、と懐かしいことも書いてありました。
『追い求めて』は、おっしゃるとおり二文節なのですね。


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