名詞関連助詞関連】【形容詞関連】【発音関連】【接辞関連】【動詞関連】【待遇表現副詞関連文の構成リスト
助動詞関連いろいろ表記関連

 文の構成(10)
中 国
日本語歴:3年
100
「v1て、v2」の「て」は「動作を並列する」の意味がありますね。
それについて、問題があります:
「v1ないで/なくて、v2ません」
否定形が二つ並列できますか。
例えば:兄はチョコレートを食べないで/なくて、弟はパンを食べません。
そして、その時、「ないで」と「なくて」とどちらが使いますか。
それとも、どちらでも使えますか。
否定形で並列はできません。
兄はチョコレートを食べて、弟はパンを食べます。
兄はチョコレートを食べないで、弟はパンを食べません。

×

『ないで』『なくて』は、どちらも使えません。
下記は、前件と後件ともに否定にする例の一つです。
兄はチョコレートを食べないし、弟もパンを食べません。

中 国
日本語歴:3年
99
「東京へ来るなら、ぜひ連絡してください」
これは「東京へ来る前に、連絡してほしい」という意味を表します。
じゃ、「東京に来たあと、連絡してほしい」という意味を表したいとき、
「〜たら」を使わないで、
「東京へ来たなら、ぜひ連絡してください」と言えますか。
教えていただけませんか。
『〜に来たなら』と『に』を使うことが多いと思いますが、
『〜に来たなら』に続くのは、
『強いおすすめ』、例えば、
「東京に来たなら、皇居の東御苑はぜひ行った方がいいですよ。」とか、
『相手の行動を非難する』、例えば、
「東京に来たなら、どうして連絡してくれなかったのですか。」
となることが多いです。

「東京に来たら、連絡してほしい。」とした方が無難です。

ぽ む
日 本
98
某少年漫画誌に、「ドタン場 くぐり抜けて ‥」といった表現がありました。
この「土壇場をくぐり抜ける」という表現は、私個人的には違和感を感じ、
それをいうなら「修羅場をくぐり抜ける」だろう‥ということで、
作者の公式サイトで 意見を述べたところ、
多くのファンが「土壇場をくぐり抜ける」という表現は
日本語として 間違っていないという意見でした。

少年漫画誌という以上、それを読む子供達には大きな影響を与えます。
それを読んだ子供が、例えば学校の国語のテストで、
「○○をくぐり抜ける」の○○を埋めよという問題で、
「土壇場」と回答した場合、 正解になるのでしょうか???
私も『土壇場をくぐり抜ける』には、違和感があります。
『土壇場』とは、元々斬首の刑のために土を盛り上げた場所です。
もし、私が試験官なら『土壇場をくぐり抜ける』はバツにします。
仰るとおり、『修羅場をくぐり抜ける』にしたいと思います。

ただ、言葉と言うもの、時々刻々と変化しています。
みんなで間違えれば、それが正しい日本語になる という認識は、いつも持っています。

内 山
日 本
97
私の会社に中国人の社員がいるのですが、
日本語で意味は通じてはいるものの、
敬語、その他の使い分けが出来ないので、
私が極力指導することになりました。

毎日、日本語で業務日誌をつけさせるようにした所、
『形容詞+感じる or 気持ち』の表現が多いことに気が付きました。

例:私はとても嬉しい気持ちです。私はとても嬉しいと感じています。

どちらも、『私はとても嬉しいです』 が一番自然な表現と
訂正したいところですが、文法的にではなく、
なぜ、それが良いのか? をうまく説明できません。

ぜひ、ご教示下さい。
『形容詞+感じる or 気持ち』の表現が多いのは、
多分、中国語の言い回しを日本語訳しているからだと思います。

念のため、中国語に堪能な友人、浅野恵美子さんに聞いてみました。
以下、浅野さんから教えていただいたことです。

我很(非常)高興→「私はとても嬉しいです。」
大変淡泊な言い方です。
我的心情很(非常)高興→「私はとても嬉しい気持ちです。」
我的心情很(非常)好   (この場合ー「高興」を「好」と置き換えるほうが多い。)
誰かにお世話になったということではなく、
嬉しい気持ちを強調する文です。
我感到很(非常)高興→ 「私はとても嬉しいと感じています。」
一番一般的な言い方です。
淡泊でもなく、感謝の気持ちも含まれています。

注: とてもを「非常」と訳しましたが、通常は「很」を使います。
日本に「很」という漢字がないと思っていましたが、
漢字源という辞書にありました。意味は違うようです。

私も日本語としては、「私はとても嬉しいです。」が良いと思います。

「私はとても嬉しい気持ちです。」「私はとても嬉しいと感じています。」でも
勿論意味は通じるけれど『自然な日本語ではない』、
と言われたらどうでしょうか。
私も外国人が書いた文章を直すとき、よくそう言います。

中 国
日本語歴:3年
96
「v1て、v2」と「v1たりv2たりする」はどう違いますか。

例えば: 雨が激しく降って、風が強く吹きました。
雨が激しく降ったり、風が強く吹いたりしました。
雨が激しく降って、風が強く吹きました。
  →雨が降るのと風が吹くのが、同時に起こりました。

雨が激しく降ったり、風が強く吹いたりしました。
  →雨が降ったときは風は吹かず、風が吹いたときは雨は降りませんでした。

永 谷
日 本
95
私は現在ベルリンに住み、友人のドイツ人と語学交換しながら
ドイツ語を学んでいる学生です。
どうしてもわからない事があるので教えて下さい。

過去形の変化なのですが、
例、「昨日オペラに行きました。」「昨日はステーキを食べました。」は
通常の過去形の変化ですよね。
   
では、「食べるものが何もなかった。」はどうでしょうか。
「なかった」は「ない」の過去形になるのでしょうか?
そして、そのなかったは
「昨日オペラに行かなかった。」とも言い換える事ができます。
「昨日オペラに行きました。」と「昨日オペラに行かなかった。」
の違いは何ですか。
「食べるものが何もなかった。」の『なかった』は、
『ない』の過去形だと考えて良いと思います。

『言い換える』というところがどういうことか分かりませんが、
私は、「食べるものが何もなかった。」の『ない』は形容詞で、
「オペラに行かなかった。」の『ない』は助動詞だとしています。

「昨日オペラに行きました。」と「昨日オペラに行かなかった。」の違いですが、
前者は肯定文で丁寧形、後者は否定文で普通形としか、言い様がありません。

福井里香子
日 本
94
小説「雪国」の文章の中で、 原文は
「・・・・・これが覚えていてくれたの。」
「ほう冷たい。こんな冷たい髪の毛初めてだ」とありますが、
もし「ほう冷たい。こんなに冷たい髪の毛初めてだ」のように、
「こんな」を「こんなに」という表現に変えると
意味やニュアンスが少し変わりますか。

私は、「こんな」は、形容動詞であり、
「こんなに」は、副詞なので意味具合には違いがないように思えますが
「こんなに」が「こんな」よりも、「冷たい髪の毛初めてだ」を
強調しているようにも感じます。
「これ程冷たい髪の毛初めてだ」というように
「これ程まで」というニュアンスも含まれているのかな・・・とも思えます。

日本語を勉強している人に説明をするのに、はっきりした説明ができません。
よろしくお願いします。
意味というより、感じが変わると思います。
『こんな冷たい髪』の『こんな』は、『(冷たい)髪』を修飾していて、
『こんなに冷たい髪』の『こんなに』は、『冷たい』を修飾しています。
『こんなに』は、直接『冷たい』を修飾しているのですから、
こちらの方が当然インパクトが強いのではないでしょうか。

仰るとおり、ナ形容詞(形容動詞)の連用形は、副詞として説明した方が
きっと分かり良いように思います。
NIWA saburooさんから、ご意見をいただきました。
この質問で、「こんな」を「形容動詞」としていますが、
連体詞ではないでしょうか。
したがって、「こんなに」が「形容動詞の連用形」であるかのような回答の部分も
不適当ではないかと思います。私のかんちがいであったら、すみません。
ーーーーーーーーーーーーー
ご意見ありがとうございました。
『こんな』を形容動詞、『こんなに』を形容動詞の連用形としている説もあります。
日本語指導に携わる者は、諸説ある中で自分の納得がいくものを
選んでいかなければならないので難しい、といつも思います。

中 国
日本語歴:3年
93
以下の例では、もし「疑問詞+か」を省略したら、
意味はどうちがいますか。教えていただけませんか。
1. 何か心配なことがありますか。→心配なことがありますか。
2. あそこにだれか怪しい男が立っています。
   →あそこに怪しい男が立っています。
3. どこか遠くへいきたい。→遠くへいきたい。
4. スキーにいきたいんですが、どこかいい所ありませんか。
   →スキーにいきたいんですが、いい所ありませんか。
ほとんど違わないのですが、『疑問詞+か』がある場合は、
漠然とはしていても発話者の心の中に既にイメージがあったり、
話ながら、イメージを探していたりします。

実際に発話するとき、何のイメージもなく、
しかもイメージを頭の中で探すということもない、ということはあまりないので、
『疑問詞+か』を省略すると、ほんの僅かではありますが、
不自然な響きがある場合もあるように思います。

poppo
日 本
92
韓国で日本語を教えています。
先日学生から質問があり、回答に困ってしまいました。
Q
A1
あなたは学生ですか?
はい、そうです。
→○
Q
A2
あなたは学生ですか?
いいえ、そうではありません。
→×
A1では、「はい、そうです」の回答は普通によく使われていると思うのですが、
A2の「いいえ、そうではありません」というのに違和感を感じます。
どうして、A1 の回答はOKなのに、
「いいえ」で答えるときに「そうじゃありません」 はおかしいのか・・・
という質問にきちんと答えることができませんでした。
「はい、そうです」の場合は、
その前にでてきた事柄が何であれOKなのでしょうか。
学生→名詞 「いいえ、そうではありません」の場合は
その前にでてきた事柄が、名詞ではなく
状況や方法などの場合が多いような気がします。

因みにA1、A2の○×は、教科書とかにあったのではなく、
私がそう感じるということです。
Q
A1
あなたは学生ですか?
いいえ、そうではありません。
私も少々違和感があります。 しかし、×まではいかず、○と△の中間くらいです。
違和感の程度は、個人差があるでしょう。 私は、下記のようなQ&Aを使っています。
Q
A
あなたは学生ですか?
いいえ、学生ではありません。
結論から言いますと、次のようになります。
初級指導の段階では、少々の違和感には目を瞑る。
また、違和感がある文型は避ける。

何を教えるかも大切ですが、 何を教えないかも大切です。

た け
日 本
91
強調するときの語句の語順について、混乱してしまったので教えてください。
強調したい語句は、「文の始めに置く」と思っていましたが、
「述語の前に置く」という意見もあって、 どちらなのか混乱してしまいました。
例えば、家で本を見る→本を家で見る
この例ですと、後者は後置された文(特に家)が強められていますね。
私は、この例では、 前者は「家」を強め、
後者は「本」を強めている、と思っていました。
なるほど、そういう考えもあるのだと気がつきました。
『○○を 他動詞』という並び、 つまり『述語の前に動作の対象を置く』のは、自然な並びです。
その自然な並びを崩して『本を家で見る』というと、 『家で』を強調しているのかとも思えます。

私も、先に来ている言葉がインパクトが強く感じられて、 たけさんと同じように思ってしまいます。
結局は、個人の感性の問題であり、 また文の前後関係にもよってくることであり、
会話であれば強く発音するところがどこかということであり、
一概に決められることではないように思います。

今回のご質問は、私も勉強になりました。



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