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 形容詞関連(7)
日本語教育の世界では、形容詞をイ形容詞、形容動詞をナ形容詞と呼びます。
ここでは、日本語教育の現場で使う言葉も使います。
はるか
日 本
67
日本語を教えているわけではありませんが、
気になっていることがあるので、質問させてください。
以前、どこかで『野菜なカレー』というのを見かけてことがあります。

文法的にはおかしいと思うのですが、こういう言い方は許されるのでしょうか?
『野菜のカレー』だと問題ないと思いますが、『野菜なカレー』ということで、
何か良い効果があるのでしょうか?
ご意見をお聞かせください。
私も『名詞』を『な形容詞(形容動詞)』のように使っているのを見たような気がします。

許されるか許されないかですが、学校の試験ではないので、構わないんじゃないかと思います。

『な形容詞』は、事物の性質や状態を表します。
『名詞』は、事物の名を表します。

いろいろ考えられますが、
(1)単純にミスを犯してしまった。
(2)文法を間違えたように見せて、記憶に残るように仕向けている。
(3)カレーの性質や状態を強調している。

もし、商品の名前なら、(2)+(3)ではないでしょうか。


津 田
日 本
66
私は現在、カナダで日本語教師のアシスタントをしています。
現地の先生から質問を受けて、答えにつまってしまい、こちらにメールしました。

「理想」という言葉は「理想の」と使い「理想な」とは使わないですよね。
「普通」という言葉も「普通の」と使い「普通な」とは使いません。
他の「な形容詞」とどんなふうに区別したらよいのか、
何か規則はあるのかと聞かれました。
不勉強でなかなかしっくりくる答えが見つけられませんでした。

何か良いアドバイスいただけましたらありがたいです
私は、外国人にとって似ているように見える『な形容詞』と『名詞』の違いについて
次のように説明しています。
○○な+名刺  となるのが『な形容詞』
○○の+名刺  となるのが『名詞』
『な形容詞』と『名詞』は、元々違う品詞である。

ただ厄介なのは、『な形容詞』であり『名詞』である言葉があること。
例えば『孤独な人』『孤独の人』。

全くの私見ですが、元々『孤独な』は『な形容詞』だったものが、
わざと文法を外すことでインパクトを強めたり、うかりミスをおかしたり、で、
『多くの人が間違いに慣れた結果、正しい日本語になった』のだと思っています。

以前、『野菜なカレー』とパッケージに書いてるレトルトカレーを見て、そう思いました。

ですから、ご質問にありました『規則』はありません。
別の品詞のことばとしておぼえるように、と私は学習者さんに言っています。

ちあき
日 本
65
例文)
①「あなたの大切な本」
②「大切なあなたの本」

①の場合、「大切な」が「本」にかかっていることが分かります。
②の場合、「大切な」が「あなた」にかかっているのか、「本」にかかっているのか
あいまいになるかもしれません。
「大切な」という修飾語を「本」にかける場合、②は間違いでしょうか?
(間違いではない場合、「大切な」という修飾語を「あなたの」の前か後ろにすることで、
「本」にかかる意味合いは変わりますか?)

加えて、仮に「あなたの本」というタイトルの書籍がある場合、
例文)
③「大切な『あなたの本』」
という表現を使うかもしれません。
この場合、②と③は同じように聞こえます。

「大切なあなたの本」という表現が用いられた場合、「大切な」という修飾語が「あなた」や
「あなたの本」(という固有名詞)にかかる、としか理解できないのでしょうか?

同様の例として、
例文)
「立派な佐藤さんの友」というものがあります。

仮に「佐藤さんの友」という名称の団体がある場合、この表現では、「立派な」という
修飾語が「佐藤さん」、「佐藤さんの友」(固有名詞)、「友」のいずれかにかかる
(3つのパターンがある)、と考えても差し支えないのでしょうか?

ご教示いただけましたら幸いです。
ご質問の件ですが、日常会話(または文章)の中で、こういう疑問は滅多に起こらないように思います。
どうしてかと言いますと、人は意識しなくても、文脈の中で意味を理解しているからです。

       あなたは本を大切にしているわね。
       あなたの大切な本・・・・・・・・・。
       大切なあなたの本・・・・・・・・・。

      私はあなたを大切に思っています。
     大切なあなたの本・・・・・・・・・。

前後関係がないと、色々解釈できる場合があって、でも、どれが間違いということはないでしょう。

日本語(他の言語もそうかもしれませんが)は、強調したい言葉を先に持ってくる傾向があります。
ですから、語順をどうするかで、少しニュアンスが違ってくるように思います。

松本
日 本
64
A.「大きい明るい犬です」  
B.「大きな明るい犬です」
 
どちらの表現がよいでしょうか。意味の違いはあるでしょうか。
Aの場合「大きい」も「明るい」も形容詞だと思いますが、
Bでは「大きな」は形容詞ではなく連体詞だと思います。
根拠は余りないのですが、私はBが好きです。
Aには何か違和感があります。
その違和感がどこから来るのか分かりません。
おっしゃる通り『大きい』は形容詞で、『大きな』は連体詞だと私も思います。
形容詞をつなぐときは、「大きくて明るい犬です」にすると
違和感がなくなるのではないでしょうか。

ハー
ベトナム
日本語歴:2年
63
今N3という日本語能力試験の勉強をしています。
「みたいな」と「っぽい」という二つの文型があります。
意味の面はほとんど似ていると思いますが、
何か違い点があるかを聞きたいんです。
例えば、どんな場面で「みたいな」を使うか、
どんな場面で「っぽい」を使うかを ご説明していただけると幸いです。
『っぽい』 : 接尾語
『みたいな』: な形容詞 

それぞれ、種々の用法があり、接続がありますが、その中で名詞についたときで紛らわしいのが、
『みたいな』:『似たものに例える』      『っぽい』  :『近い性質がある』  です。
よく混同して使われているのを、耳にすることがあります。
     
花みたいは形
花っぽい形 ×

黒みたいな車 ×
黒っぽい車

嘘みたいな話 驚いている。嘘の可能性は低い。
嘘っぽい話 嘘かどうか半信半疑。

おっさんYou
日 本
62
金額が・・・多い/大きい/高いの使い分けを教えてください。
以下、私の考えです。
3つの中では、「大きい/小さい」が一番ニュートラルで
客観的なように感じます。

「多い/少ない」「高い/低い」を比べると、
前者は現金そのものの額に言及する時、
後者は商品等の価格について言及する時に使うのでは?・・・
と考えましたが、いかがでしょうか?

例)
○多めに渡しておく ×大きめに渡しておく ×高めに渡しておく
◎高い買い物だった ○大きい買い物だった ×多い買い物だった
お考えを示していただいてありがとうございました。
説明の仕方はいろいろだと思います。

外国の方にに日本語を教えるとき、言語の規則は例外がたくさんあって
それを全て網羅するのは難しいので、代表的な例を示します。
以下、私が考える例です。

金額が多い 「おつりの金額が多いですよ。」「払った金額が多すぎた。」
金額が大きい 家を買ったときなど、「支払う金額が大きいので、たいへんです。」
帳簿をつけるときなど、「金額の誤差が大きい。」
金額が高い 『購入金額が高い』『利用金額が高い』『請求金額が高い』などのように
金額の前に言葉がつくことが多い。
『金額が高い』も使いますが、『値段が高い』を使うことの方が多い。

あゆみ
日 本
61
大学のゼミで「薄い」と「厚い」の関係について研究しています。
今後の参考にしたいため、いくつか質問させていただきます。
複数ありますので、箇条書きにします。
薄い⇔厚い であるという観点から
・信仰、信頼が厚いとは言うのに、薄いとは何故言わないのか。
・なじみ、意識、興味、反応、印象、内容、幸、縁が薄いとは言うのに、
 厚いとは何故言わないのか。

です。
お答えいただけたら嬉しいです。
例えば、『薄い』の反対語が『厚い』だけではないといったこととか
単に習慣的に言わないとかいうことだと思います。



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