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助動詞関連いろいろ表記関連

助詞関連(7)
え び
日 本
70
今回お尋ねしたいことは「助詞の省略」に ついてです。

目的の『に』は省略される、と指導書にあるのですが
これは名詞のときだけですよね?
・あした、買い物(に)行く?
・あした、買い物しに行く?

それから、主語の『が』は省略される、と指導書に あるのですが、
全てにおいてでしょうか?
例えば
・若い人がうらやましいよ。
・中国語、教えてくれない? ⇒え、私が教えるの?
なんか、「が」省略すると、落ち着かない気がしますが。
「が」は省略できる時とできない時があるような感じなん ですが、
はっきりわかりません。
言語の文法は、多くの場合例外があるものだと 思った方が良いと思います。
お尋ねの件も例外があるというか、 むしろ、『省略できる』というよりは、
『省略できることもある』としたほうが、 誤解がないように思います。
助詞の省略が可能な場合は、もちろん、会話文においてのみです。
文章では、助詞は省略できないことも、十分念を押さなければなりません。

私は、助詞の省略については、
助詞がしっかり定着するまでは、学習者さんにお話しないようにしています。
省略しなければ間違いというわけではないのですから。

え び
日 本
69
以下のような、お知らせをメールで受け取る事があるのです。
その中で、「には」という助詞の使い方に違和感を感じるのですが、
これは、正しい日本語なのでしょうか?

□□事務局顧問 ○○×× 様の実母 ○○△△ 様(92歳)
には、ご病気のため3月2日(金)に死去されました。
~~~~<==ココ

最初は、タイプミスと思っていたのですが、
もう数十回 同様なメールを受け取っており、
例外なく、この「には」 を使っているのです。

多分、私の知らない日本語の文法なのだと思いますが、
とても気になります。
この『には』は、『○○におかせられては』の『おかせられて』を省略した形で、
直接主語にもってくることを避けることによって、貴人にたいする尊敬を表しています。

『おかす』は、動詞『おく』の未然形に上代の尊敬の助動詞『す』がついたもの。
それに尊敬の助動詞『られる』がついたのですから、敬意は最高に高いのですね。
ずいぶん古い日本語から来たもののようです。

亡くなった方への敬語として『には』を使うのでしょうね。

ゆ う
日 本
68
夕食はラーメンを食べました。
という文の「は」は「主題ですか?」それとも「時間の取立て」ですか?
最近考えていると、「主題」なのか「取り立て」なのか
分からなくなることがよくあ ります。
そうですね。私も分からなくなることがあります。
『主題』というのは、『はが構文』つまり 「○○は××がーーー。」という形のときに
主語が二つある不思議を説明するために使います。
「夕食はラーメンを食べました。」の場合は『取り立て』 だと、私は考えています。

モ モ
日 本
67
「大学に受かる/合格する/パスする/落ちる」の「に」の
いい説明 が見つからず、困っています。
ぴったりくる用法がありません。
私の解釈としては、学生が「大学を受かる」とよく誤用するところから見て、
動作の対象、ただし直接的な強い結びつきがないために
「に」になるので はと思っています。
「〜に賛成する」の類いです。
かなり強引にこじつけてみましたが、やはりすっきりしません。
樹さんのご説明をお聞かせ下さい。
『に』の用法はたくさんあって、本当に嫌ですね。
私もこじつけになるのですが『優劣の判定/評価する分野』 というのではどうでしょうか。
適当な言葉を思いつかないのですがーーー。
他の例としては、『試合に勝つ/負ける』『計算力に優れる/劣る』等

Jay
日 本
66
4時までには帰って来ます。
の「は」は取り立ての「は」でしょうか?
これって、「〜までに」に「は」がついていると思うのですが、
「は」には最小限度の「は」もあったかと思いますが、
あれは数量詞と使うんでしたよね??
この例文の『は』は、
『は』のあとに出てくる動作の範囲を限定する『取り立て』だと思います。

最小限度の『は』って、どういうのでしょうか。
「新蕎麦なら6まいは、食べられる。」 のような使い方でしょうか。
これは最大限度ですけど。
これも一種の取り立てだと思うのですがーーー。

ミ ヤ
日 本
65
先日の授業でこのような例文がありました。
A)懸賞に当たれば、私に半分くださいね。 という文です。
普通は
B)懸賞に当たったら、私に半分下さいね。 こういうと思います。
ですが、何度最初の例文を読み返してみても、違和感はあるものの
完全に間違いの文だとは思えないのですが・・・・・。
数人の同僚に聞いたのですが、60%間違いだね。とは言われたものの
誰も100%間違いだと言ってくれませでした。

「ば」を使う場合、たとえば
C)奈良に行けば、電話を下さい。
というような文は、能動態で「ば」のあとに「ください」が入ると
間違いの文であることは分かります。
A)の例文では「当たる」は能動態ですから、
やはりこの例文は間違っているのでしょうか?
次の文はどうでしょうか。
D)まだ、この本を持っていれば、私に返してください。
E)学校で、もしこれと同じノートパソコンが使われていれば、
 至急連絡ください。
接続助詞『ば』の用法に、能動態・受動態が関係するかどうか、今まで考えたことがありません。
よく分からないので、それはさておきーーーー。

『未成立の事柄を仮定する』場合は、後件に命令・依頼等が来てはいけないように思います。  
懸賞に当たれば、私に半分くださいね。
奈良に行けば、電話を下さい。
NG
NG

まだ、この本を持っていれば、私に返してください。
学校で、もしこれと同じノートパソコンが使われていれば、至急連絡ください。
上記2文は、事柄が成立しているかいないかを、質問者が知らないという状況です。
私は両方ともOKだと思います

ゆ う
日 本
64
「ご飯を食べているのです。」
の「の」はどういう働きをしているんですか?
名詞化の働きですか?
「ご飯を食べています。」という文とは
どのような違いが出るんですか?
「ご飯を食べているんです。」のように『ん』にもなりますね。
名詞化とも言っていいと思いますが、違いは次のようになります。
「ご飯を食べています。」は、事実を事実として述べています。
「ご飯を食べているの(ん)です。」は、
自分の状態を強く相手に伝えたい気持ちがプラスされます。

ゆうさんのご質問の中にも、「どういう働きをしているんですか?」とあります。
なぜ、「どういう働きをしますか?」とならなかったのでしょうか。
きっと、聞きたいお気持ちが強かったからでしょうね。

何のために名詞化するのか説明しないと、
日本語学習者さんにたいして、不親切になりますね。

まりこ
日 本
63
助詞「に」の使い方ですが、
「デパートへ 洋服を 買いに  行きます。」の(に)の説明 と、
その前の(買い)の説明が解からないのです。
「に」の前はほとんど名詞だと思っていたのですが、
この「買い」は 何でしょうか ?
この場合の『に』は、目的を表す格助詞です。

動詞の後に格助詞がくる不思議ですが、
動詞『ます形』の『ます』を取ったものは名詞だと、私は説明しています。
  見せます→見せ(店)
  帰ります→帰り
  行きます→行き 等
但し、全て動詞『ます形』の『ます』を取ったものが
実際に名詞として使われているかどうかという点は、別問題です。
「買いに行きます。」「食べに行きます。」等の 『買い』『食べ』は、機能としては名詞です。

ゆ う
日 本
62
「取立て」の「は」ってなんですか?
樹さんのHPを読んでいて分からなかったので教えてください。
「公園では子どもたちはボールでは遊んではいなかった。」という文の
一番目と三番目と四番目の「は」のことですか?
そうです。
『公園では』というと、言外に『他のところでは』どうであるかの情報が、
『ボールでは』というと、言外に『ボール以外の何かで』遊んでいる
という情報が含まれています。
取り立ての『は』の典型的な例文としては、
「私は英語は話せますが、ドイツ語は話せません。」等があります。

ゆ う
日 本
61
私はりんごが好き。
私はりんごがほしい。 この二つの「が」は「を」に交換可能ですか?
私としては、どちらの文も不自然にな るし、
文法的にも「好き」は〔な形容詞〕、
「ほしい」は〔い形容詞〕と共に形容詞 だということを考えれば、
「私」が主題そして「りんご」が主語になるべきで、
主語を表す「が」を使わなければいけないと思うのですが、
アメリカで出会った福岡出身と青森出身の日本人の友人二人は、
どちらの文も「を」 を使って全く問題ないというのです。
すごくびっくりしました。
ちなみに私は22歳横浜出身で、二人の友人は21歳と20歳です。
樹さんの考えを聞かせて下さい。
ちょっと違うのですが、助詞関連Q5に、
似た問題が取り上げてありますので、そちらもご覧下さい。

私は、「私はりんごを好きです。」「私はりんごをほしいです。」を、NGにしています。
『好きです』『きらいです』『上手です』『下手です』 『ほしいです』を
まとめて教えて、『はが構文』だと説明しています。
理由は、ゆうさんがおっしゃるとおり、これらが形容詞文だからです。

でも、『好きです』『きらいです』『ほしいです』の場合は
『を』もOKだという人が結構いますね。
どの程度の人がOKだと思うのか、私も知りたいので、
次回の日本語調査で皆さまのご意見を伺ってみたいと思っています。



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