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助詞関連(22)
スナフキン
日 本
218

ボランティアとして(オンラインで)日本語を教えています。
でも趣味としてやっているだけなので、学習者は3人だけです。
日本語教師の養成講座を修了しましたが、
仕事として日本語を教えた経験はありません。

質問内容:二重ガ格構文の主格と対象について、教えてください。
「太郎は 花子が 好きです」という文を、とりたて助詞を使わないで書くと
「太郎が 花子が 好きです」になると思います。
このとき、「太郎が 花子が 好きです」の文の中で、
「太郎」が主格で、「花子」が述語の対象だと分かるのはなぜでしょうか。

例えば、「太郎が 図書館で 勉強しています」という文は
「図書館で 太郎が 勉強しています」のように、
格成分の順番を変更しても同じ意味を伝えることができます。

ところが、「太郎が 花子が 好きです」と
「花子が 太郎が 好きです」では、意味が違うと感じてしまうのです。

どうしても、最初のガ格が主格で、二番目のガ格が対象のように思えるのです。

この「~(人)が ~(人)が 好きです」の問題は、
学習者の一人から質問を受けたものです。
(彼女はドイツの大学で英語を教えているので、言葉の専門家です)。
その質問を受けたとき、
・ 東京の地域方言では、ナ形容詞の述部に対してヲ格で対象を表すこと
・ 一般に使われている日本語でも、ナ形容詞の述部に対して
  ヲ格を使うことが許容される場合もあること

について、説明しました。
ですから、それについては、私も学習者も分かっています。
その上で、日本語の構造について彼女の質問に答えたいと思い
私が知りたいのは、『二重ガ格構文の主格と対象が決まる日本語のしくみ』です。

自分ではこう考える:
日本語では、倒置しない場合は、通常SOVの語順になります。
それで、格助詞だけから主格と対象の判断ができない場合は、
最初のガ格を主格、二番目のガ格を対象と認識している
のかもしれないと考えています。
そして、格助詞だけから意味を掴むことができなくなるのを避けるため、
「太郎は 花子が 好きです」などのように、
普通は有題文にするのではないかと…。

私は、日本語を学問として深く追求している専門家ではありません。
日本語を学んでおられる外国の方々が日本人に対したときに使える、
より違和感が少ない日本語を、少しでも楽に学んでいただけるにはどうすれば良いか、
と工夫をしています。

教室では、「太郎が 花子が 好きです。」のように『が』を続けないで、
「太郎は 花子が 好きです。」「太郎が 花子を 好きです。」
にするように、指導してきました。

指導法は、色々ありますし、日本語教師それぞれで良いと思っています。
ただ、私は『多くを教えすぎない』ことを、モット―にしているので、
こういう質問が出ないように心がけています。

大変申し訳ないのですが、ご質問の内容が私にはイマイチ分かりにくく、
且つ、あまり必要だと思えないので、回答を辞退させていただきます。


ミ キ
中 国
日本語歴:4年
217
お聞きたい質問ですが、バファリンAのCMで
『痛みは止める,私を止めない』というセリフありますが,
なぜ『痛みを止める』ではなく『痛みは止める』
止めるは他動詞なのになぜここでは『は』を使うのでしょうか、
説明お願いします。
バファリンAのCMを見たことがないので、どういう状況でこれが出てきたのか分かりません。
お答えしにくいのですが、ただ単に文法の問題だとすれば、
『痛みを止める』『痛みは止まる』のどちらかだと思います。ミスではないでしょうか。

ミキさんから、次の内容のメールをいただきました。
実はこの問題をいくつのサイトに投稿してみました。
皆さんからの回答全部違くて,まとめてみると以下になります

>①なぜここでは『痛みは止まる』ではなく『痛みは止める』ですか

「止まる」は自動詞です。
・痛みが(自然に)止まる。
のように言いたい場合に使う。

「止める」は自動詞です。
・痛みを(積極的に)止める。
のように言いたい場合に使う。
使用者の意志を強調したい広告なので、こちらの他動詞を使っている。

>②『止める』は他動詞なのになぜ『は』を使うでしょうか
この「は」は主題提示用法の副助詞。
「痛みについて言いたいのですが~」のように「痛み」を主題(話題)として
取り上げるために使われている。

『痛みは(私が)止める、(だから痛みは)私を止めない』

中 国
日本語歴:15年
216
 この度「店前に並ぶ」と「店前で並ぶ」とどちらが正しいかと聞かれて、
いろいろ調べても答えが見つからないため、ここで質問させていただきます。
例文としては、「観光客が店前に/で並んでいる」です。
「店前に並ぶ」のほうがよくみられますが、「並ぶ」という動作が行われる場所に、
なぜ助詞「で」ではなく「に」がはまっていますか。
 ここの「並ぶ」はもしかして「ある」みたいに、存在を示す動詞なので、
「~に並ぶ」のようになっているかと思っています。
よろしくお願いいたします。
格助詞『に』には、たくさんの用法があって、たいへんです。
お示しの例文では、『に』がよいと思います。
『に』には、「『そこにそういう状態で ある/いる』という意味を表す」、という用法があります。

エ リ
台 湾
日本語歴:⒑年
215
今日の質問は、助詞についてです。
会話教室の先生からそう聞いた。
同じ同僚と勉強同士だった王さんが新しい家を引っ越ししたから、
クラスの皆に誘いたいってこと。
私は王さんにメッセージを送りたいですが、この文章は正しいでしょうか。
特に助詞の使い方は自信がないです。

(1)先生から聞いたよ、みんな新しい家遊びに行ってもいいって、誘ってくれてありがとう!
(2)先生から聞いたよ、みんな新しい家遊びに行ってもいいって、誘ってくれてありがとう!  
【王さんへのメッセージの例】
『先生から聞きましたよ。みんなで王さんの新しい家に遊びに行っても良いって。誘ってくれてありがとう。』

日本語で手紙(メッセージ)を書くときは、会話より少し丁寧な言葉を使います。
『先生』は目上の人ですから、敬意をこめて、
「先生から伺いました。」「先生からお話がありました。」も良いかもしれません。

ゆ え
日 本
213
私は台湾の大学に通っている、日本人20歳女子大学生です。
台湾人は日本語に興味がある人が多く、私もよく友達から日本語の質問をされます。
先日も友達の練習相手として日本語で会話していたところ、
「普段からよくお酒を飲みます。」
という文の『から』が何の『から』なのかという質問に答えることができませんでした。
また調べておくと言ったのですが、助詞の『から』がいくつか分類される中、
どこに属するのか全く検討がつきません…
この『から』は何の『から』なのか、
また同じ使い方の他の例文などを教えていただきたいです。
特にプロを目指しているわけではなく、友達間の文法の教えあいにすぎませんが、
今回の『から』に関しては全くわからなかったので質問させていただきました。
助詞の用法など、辞書や文法書を見てもピタッとくるものが見つからないことがあります。
そういうとき、私は自分で考えて説明しています。
今回ご質問の「普段からよくお酒を飲みます。」ですが、
確かに辞書などに、ピッタリした用法がないかもしれません。

そういう場合、私がどう説明するかですが・・・・・。
この文では、『から』がなくても意味は通じます。
ですので、「『普段』を強調しているが、なくても良い。」と答えます。
『日頃から』とか『常日頃から』とか、私も使います。

誤用が定着しつつあるのかもしれません。

日本語の文法論は、学者の数だけあると言われています。
例えば助詞の主だった用法は、どの辞書、どの文法書もだいたい同じですが、
末端の用法になると、諸説あるものです。
辞書作成に参加しておられた私の先生が、言葉の意味がどんどん変わって、
どれを加えるか、どれを削除するか、毎日悩んでいるとおっしゃっていました。

そのことを、お友達に理解していただいた方がいいですね。

さくら
日 本
212
私は中学校で国語を教えています。
知り合いの外国人から質問されて、答えられず困ってメール差し上げています。
その人が自国で日本語を習ったとき、「もう帰ってもいいですか?」という文で
『も』がないと間違いだと、教わってきたそうです。
ところが、日本語に慣れてくると、「もう帰っていいですか?」「これ食べていいですか?」
のように、日本人は『も』を抜いて話しているように聞こえるというのです。
これはどういうことですか?と聞かれて、返答に窮しました。
実は、これを聞かれたのは、ずっと以前のことですが、最近ふと思い出しました。
日本語教育の世界では、これをどう扱っておられますか?
因みに私は、『も』が入っても、入っていなくても、気になりません。
その外国の方が、どこのお国の方か、また日本語を教わった先生が、日本人かどうか
少し気になりますが、でもこのままで、私の考えをお話します。
「もう帰っていいですか?」より、「もう帰ってもいいですか?」の方が丁寧な言い方です。
「もう帰っていいですか?」では『帰る』以外の選択肢はないけれど、
『も』が入ることによって、『もし、用があるなら帰らなくてもいいんですが・・』というニュアンスが入ります。

日本人と話すとき、できれば感じの良い日本語が話せるように、という先生のお考えだと思います。
因みに、私も外国で日本語を教えていたとき、必ず『も』を入れていました。

そうですね。日本では『も抜き』が多いかもしれません。
上記のような説明では、いかがでしょうか?

和 尚
日 本
211
1.ここ「に」置いておきます。
2.そのまま「に」しておいてください。     と言えるのに、

3.そのまま「に」置いておいてください。  と言うと変で、
4.そのまま置いておいてください。     と言えば、違和感ありません。

3、4が1、2と違うのが、説明できません。
説明していただきたく、よろしくお願いします。
助詞『に』は用法がたくさんあって、それを全て説明しようとすると、たいへんです。
辞書や文法書を読んでも、ぴったり当てはまるものが見つかるとは限りません。

助詞の用法としてより、以下のように考えてみてはどうでしょうか。
1.の『に』についてですが、私は『くっつきの”に”』と呼んでいます。
 離れていたものが、くっつくときに使います。

  *妹は明日横浜に行きます。   (妹と横浜)

  *私はその椅子に座りました。 (私と椅子)

  *ここに辞書を置いておきます。(ここと辞書)


次に、『そのまま』と『そのままに』の違いについて考えてみましょう。

 『そのまま』は、『ある動作をして次の動作に移るさま』を表します。

  *花瓶を持ってきて、そのままここに置いてください。

 『そのままに』は、『変化がないさま』を表します。

  *何もしないで、そのままにしてください。




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