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助動詞関連いろいろ表記関連

助詞関連(19)
高 橋
日 本
190
私は、香港で暮らしています。
友達や同僚の日本語の質問に答えていこうと思っています。

飲茶の席で質問された
「何が食べたいですか」と「何を食べたいですか」の違い、
どちらが正しいのかを聞かれた際に答える事ができませんでした。
(両方OK等と適当に答え、調べておきますと答えてあります。)
ご意見をお聞かせください。
助詞関連→Q5で、触れていますが、ここでももう一度触れてみます。

「何が食べたいですか。」の方が伝統的な日本語ではあるでしょう。
しかし、「何を食べたいですか。」もかなり認知されてきていると思います。

「何を食べたいですか。」は、英語教育の影響があるのではないかと時々思います。
今の英語教育がどうなのか分らないのですが、
私が学んだころは、主語、動詞、目的語、補語を明確に意識させられました。
目的語の対照は『を』を使うと擦り込まれたので、
英文和訳の場合は、意識して「何を食べたいですか。」としていたように思います。

そんなわけもあってか、私は「何を食べたいですか。」にそれほど違和感がありません。
OKにしています。
しかし、これは個人差があるものであって、
「何を食べたいですか。」はおかしいという意見も必ずあると思います。

hiromi
日 本
189
家庭教師をしている台湾人の生徒から以下のような質問を受けました。

マークさんはどうしてハンツ君をしっていますか? という問いの答えで、
ドイツ語の先生がハンツ君を紹介したからです。

内容的には正解だと思うんですが、
生徒が、 「どうして、ドイツ語の先生は じゃだめなの?」と聞いてきました。
importantなものがきたあとは「が」という説明が文法書に載っていましたが
これではちょっと説明不足かもしくは的はずれなように思えます。
紹介した直接の主語がドイツ語の先生だから
という説明でいいのでしょうか?
もしくは 疑問文への答えだから「が」が来るべきなのでしょうか?
もしくは 「それは、ドイツ語の先生が・・・」となってもおかしくないから、
「は」ではなくて「が」という説明の方がいいのか?
ほかにももっとわかりやすい説明があるのか??というのが疑問です。

調べているうちに
相手の知らない情報を伝える場合の「が」なのかなと思えてきました。
そう解釈してもいいでしょうか。
『新情報』のあとには『が』、『旧情報』のあとには『は』という使い分けがあります。
また、主語が大切な場合は『が』、述語が大切な場合は『は』という使い分けもあるのですが、
これは、どちらも同じです。
相手の知らない情報を伝える場合は『が』だというのも同じだし、
importantなものがきたあとは『が』だというのとも結局同じことの言い換えだと思います。

これで回答になっていますでしょうか。

鈴 子
日 本
188
今、着いたばかりです。
今、着いたところです。

この「ばかり」と「ところ」の使い方を、理論的に説明するには、
一体どうしたらいいでしょうか?

「ところ」の方が「ばかり」より時間がたっていないようですね。
「ところ」は、未来、現在進行形でも使えます
(今、食べるところ、今、食べているところ)が、
「ばかり」は過去にしか使えませんよね。
ですから、私は生徒には、困惑を防ぐために、
未来と現在進行形は「ところ」、
たった今終わった過去は「ばかり」と教えるようにして、
「ところ」は「ばかり」のオプションとしても使える、と説明しているのですが、
これは「当たらずといえども、遠からず」、ですよね?
ま、いずれにして、たった今の過去で使う「ばかり」と「ところ」は、
説明できるほどの大差はない、といううことでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。
『ばかり』は副助詞、『ところ』は名詞だと思うのですが、助詞関連に加えます。

鈴子さんのお考えでよいと思います。
どちらも動作が完了してあまり時間が経っていないという表現です。
私は、『ところ』の方が、『ばかり』より動作が完了した時点から 時間が経っていないように思います。
ところが、知人に聞いたところ、これとは逆の意見でした。
これって結構個人差があるようにですが、 この場合は私は自分の母語話者の直感を信じて、
「『ところ』の方が、『ばかり』より動作が完了した時点から 時間が経っていない。」説をとっています。

チ ロ
日 本
187
日本語教師1年目の新米です。
とても簡単な質問かもしれませんが、
一度ご意見を伺いたいと思ってメールしています。

みんなの日本語Uの38課の例文中にある
「木村さんに赤ちゃんが生まれました」の「に」ですが、
これは出所の「に」としてとらえるのがいいのでしょうか。
それとも、「生まれる」という動詞が
受け身で使われるためになった「に」なのでしょうか。
ただ、受身と考えると主語・目的語は入れ替わらず、
下記のようなので、変だな〜と 思っています。

木村さんは男の子を生みました
木村さんに男の子が生まれました

どうぞよろしくお願いします。
すでに助詞関連Q45で、似た内容が取り上げてありますが、
切り口が違うので、ここでも取り上げます。

私は、『いままでなかったところに何かが生じる』場合の場所の『に』だとしています。
顔にシミができた。
畑に小さな小屋を作った。

これは、受身ではありません。
他動詞:〜を生む
自動詞:〜が生まれる

toyboy
日 本
186
以前より疑問に思っていたことがあり、メールさせて頂きました
その疑問とは次のような事です

徳島県民の歌に「ここに生き 県民となり〜」という一節があります
「ここ『に』生きる」と「ここ『で』生きる」とはどう違うのでしょうか?
感覚的には下記のように感じます
『に』 周りの人や物に影響されたり、逆に影響したり、
有機的に繋がって生きていく
『で』 物理的にある範囲の場所を特定しているだけ
ご教授頂けれ ば幸いです
助詞『に』はいろいろな用法がありますが、 くっつきの『に』と呼ばれるものがあります。
「椅子に座る。」(おしりと椅子)
「横浜に行く。」(自分身体と横浜)
のように、 離れていたものが『くっつく』ときに使います。

助詞『で』は『動作をする場所』を表します。
「台所で料理をする。」
「工場で働く。」

『ここに生きる』というと、根付いて生きていくと感じられますが、
『ここで生きる』というと、
たまたま生活する場所に選んだという ニュアンスになるように思います。

書いてみて、toyboyさんが書いておられることと同じだな、と思いました。

キャノン美佳
日 本
185
オーストラリアに在住しており、
スカイプを通じて日本語レッスンをしています。

先日、アメリカ人の方から「へ+の」がよくわからない
との質問をもらいました。
例えば 映画館への道のり、とか母への手紙などです。
彼女は英語話者なので、「へ」だけでなく、「から」(母からの手紙)、
「まで」(昼ごはんまでの時間)、「と」(夫との秘密)、
「で」(病院での検査)などの例を挙げながら、
英語で言うと関係代名詞で表現できると説明し
the letter which is from my mother
(正しくはthe letter from my motherですが。。。)
time which is before lunch(time before lunch) というふうに提案しました。
彼女は、「から+の」はわかりやすいが、
使いこなすには時間がかかりそう、との感想でした。

何か他にわかりやすい提案方法がありますでしょうか。
お手すきの際に、何かよい知恵をいただければ幸いです。。。
私は日本語を、日本語だけを使って指導しますので、
英語を使った指導は、極力さけています。

次のように指導なさったらどうでしょうか?
(1) そもそも助詞とはどういう働きを持っているものか?を理解してもらいます。
(2) もし煩雑になるなら、自立語、付属語などという用語の使用はさけて、
できるだけ簡単に助詞『の』の用法について説明します。
(3) [名詞+助詞(これを連語と言います。)]+[の]+[名詞] の形を示し、
[連語+の]が次の[名詞]を修飾している、 と説明してはどうでしょうか。

一見、手間がかかるように思われるかもしれませんが、
日本語の構造を理解してもらうのが、結果的には早道になるでしょう。
英語と日本語では、対応していないことの方が多いので、
英語を使って説明することに限界があるように思います。

ぼたん
日 本
184
中国で日本語を教えています。
(故宮にて)「ここは、別名紫禁城と言って、映画の舞台になった所です」
という文なのですが、「〜と言って」の「て」はどの用法になるのでしょうか?

「順序」「原因・理由」「並列」「対比」「手段・方法」「付帯状況」・・・・・
私は「順序」だと思うのですが(消去法で)。

私が「順序」の用法だとした理由なんですが、
「ここは、別名紫禁城と言って、映画の舞台になった所です」
を2文にすると、
「ここは別名紫禁城と言います。映画の舞台になった所です」
となり、あまり滑らかな日本語ではない。
だから、「て」を使って、『文を後ろにつなげて1文にする』。
この『文を後ろにつなげて1文にする』という説明なのですが、
これは「順序」の用法を教える時に言うことができる説明だと思ったんです。
(「並列」の用法を教える時にも言うことができると思いますが、
でも、「紫禁城」と「映画の舞台」は並列関係ではない、と思った。)

顔を洗いました。歯を磨きました。髪をとかしました。
   →顔を洗って、歯を磨いて、髪をとかしました。
背が高いです。足が長いです。スタイルが良いです。
   →背が高くて、足が長くて、スタイルが良いです。
「順序」「並列」という説明のほかに、
どっちも「1文にまとめる」時に「て」を使う、という説明ができますよね。
文法書に出てくる一般的な『て』の用法に、しっくりくるものがないですね。
読ませていただいて、ナルホド!と思いました。

いろいろな考え方があると思いますが、
「ここは、別名紫禁城と言って、映画の舞台になった所です。」は、
「ここは、別名紫禁城と言い、映画の舞台になった所です。」とも言えますね。

もし私が同じ質問を受けたら、
『〜といって』あるいは『〜といい』で、後件に説明を加える、と答えます。

日 本
183
地方テレビ局で技術担当しております。
最近、そのローカルテレビ局の天気予報で気象予報士が
「台風が発達をしながら〜」という表現を使います。
個人的にその言葉に違和感を感じます。
私は「台風が発達しながら〜」の方が正しい、というか
すっきりした形に思えるのですが、自分自身で旨く説明できません。
「発達」という言葉の捉え方に違いがあるように思うのですが
ヒントがあれば教えてください。

不躾な質問で申し訳ございませんが、回答よろしくお願いします。
私も「台風が発達しながら〜。」の方が落ち着きよく感じます。

日本語指導のとき、私は、例えば、
「勉強します。」も「勉強をします。」もどちらもOKだとしています。
では、どう違うのか?という質問には、
漢語の部分を取立てたいときに、『を』を加えると述べています。

『漢語+を+する』という表現もあるので、
「台風が発達をしながら〜。」を間違いだと言い切るほどではないにしても、
『を』が無いほうが自然に聞こえます。

あるところある規則を、似たような状況で適用してしまうとそれに慣れてしまい、
違和感が薄らいできたりします。

さくら
日 本
182
お尋ね致します。
最近相次いで助詞「と」の使い方がとても変だと思いました。
あるカフェテラスでいちごミルクジュースを注文すると、
運んできたウェートレスが
「いちごミルクジュースとなります。」と言ってテーブルに置きました。
会計の時、別の人が「550円となります」と云いました。
別の場所でも、「抹茶ソフトクリームとなります」といわれました。
これらは確認のための業界用語なのでしょうか。
何かが変化した結果いちごミルクジュースになったのか、
これからなるみたいで、しっくりしません。
会計のときも、複数頼んだ時なら、合計でいくらとなります。もわかります。
単品なのにおかしいと思います。
こんな言い方を学習者に尋ねられても、答えられません。
よろしくお願いいたします。
動詞関連のQ16に、
「いちごジュースになります。」と『に』を使った言い方を取り上げてあります。
『に』を使う場合も『と』を使う場合も、業界用語でしょう。
「いちごミルクジュースです。」「550円です。」
「抹茶ソフトクリームです。」が適切だと思います。

私個人としては、「いちごミルクジュースです。」と『です』を使うと
断定する言い方になってきつくなるので、
そのきつさを避けているのかな?と思うんですけど、
全く不要な気遣いに思えて、むしろ不愉快です。

三 觜
日 本
181
助詞の「に」を引いたときに、例文で、武力に訴える
とあったのですが、武力「で」ではなく何故、「に」なのでしょうか?
問題解決のために強行手段を使う場合には、『〜に訴える』という形になります。
「反戦を映画で訴える。」との違いをお考え下さい。



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