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助動詞関連いろいろ表記関連

 発音関連 (4)
山 嵐
日 本
40
鮭の言い方ですが、
川にいるときは「さけ」、食卓にのると「しゃけ」だと思うのですが、
どうなんでしょうか。
『さけ』か『しゃけ』かについては、一度簡単に書いたのですが、
もう一度書こうと思います。

本来は『さけ』だけれど、『しゃけ』という呼び方が関西で発生し、全国に広まったという意見と
関東で発生し全国に広まったといういう意見と 両説読んだことがあります。
私にはどちらが本当なのか分かりません。
小学館『日本国語大辞典』全20巻(昭和49年発行)は、
方言についてもかなり出ている辞典なのですが、「『しゃけ』は 『さけ』と同じである。」とあります。

それで[日本語調査結果(7)]となったのですが、
あの小規模な調査では地域性は見られませんでした。

それでも、夏目漱石が『我輩は猫である』の中で『しゃけ』という言葉を使っているので、
なんとなく東京下町で発生した言葉のような気がしています。

しかし、関西説も捨てきれないのですが、
その理由は 奈良県で育った知人(ご両親も奈良の人)が、
「子供の頃は『しゃけ』と言っていたけれど、 『しゃけ』という言い方が子供っぽいので、
成人してからは『さけ』に変えた。」 と言っていたことです。
その人は、子供にとって『さけ』より『しゃけ』の方が発音しやすいので、
『しゃけ』は幼児語ではないかというのです。

別の愛知県で育った知人(ご両親も愛知の人)は、「『しゃけ』という言葉は、
違和感と不快感の中間にくるぐらい嫌いだ。自分では絶対に使わない。」と言います。

『塩ざけ』『塩じゃけ』、『紅ざけ』『紅じゃけ』、両方聞いたことがあります。
おっしゃるように、 川にいるときは『さけ』、食卓に上がれば『しゃけ』と区別している人がいる
というのもナルホド!という感じです。

ごたごた書きましたが、『しゃけ』という言葉を全く使わない人もいれば、
場合によって(発音しやすいかどうかも含めて)使い分けている人もいる。
そして、その使い分け方も個人差があるということなのかなぁと今のところ思っています。

波々伯部
日 本
39
先日、小堺かずきの「ごきげんよう」に出演された大山のぶよさんが、
なかなか治 らない癖、というテーマでお話しされてました。
「さよね言葉」が治らないというお話しをされていたのですが、
〜さ、〜よ、〜ね、という言い方は本来正しい日本語ではないのでしょうか。

因みに大山さんは東京のご出身です。
文末に〜さ、をつけるのは、関東の方に多いと思いますが、
これもやはり方言なんですね。
私は「〜さ」という言い方は、恥ずかしくて出来ません。
関西人だからでしょうね。
『さよね言葉』というのは初めて聞きました。
文末に終助詞『さ、よ、ね』を付ける言い方なのですね。

標準語とはどういうものか?といいますと、
私はNHKのアナウンサーの言葉だと思っています。
東京の言葉が標準語かというとそうではなくて、
下町言葉もあれば、山の手言葉もあれば、いろいろです。
私は勝手に東京方言と呼んでいます。

大山さんが東京のご出身であれば、『さよね言葉』は、多分、下町言葉のような気がします。
私は、方言は立派な日本語だと思っています。
ただ、大山さんは女優さんですから、 例えば山の手を舞台にしたドラマに出ていて、
下町言葉が出るのはマズイということなのではないでしょうか。

私は方言が話せるのは自慢なのですが、 日本語を教えるときは、
まぁなるべく東京アクセントを使い、 出身地の方言は使わないようにしています。

阿 剛
日 本
38
「ふ」の発音についてですが、
台湾の大学の日本語学科に通っている生徒さんから聞いた話ですが
「ふ」の発音について先生から、
唇は突き出さず 少し引き気味に発音するのが正しくて
ローマ字表記と発音が必ずしも同じではないと 教えられたそうです。
私は、今まで母音が「U」ですので 「う」を発音する時と同じように
普段から口を突き出して発音していました。
実際の正しい発音はどのようでしょうか?
[ ふ]は、私も唇は突き出さず 少し引き気味に発音します。
ローマ字表記と発音は、『必ずしも同じでない』どころか、
ほとんどが『似て非なるもの』だと思っています。
[う]を発音するとき、私は唇を突き出しません。
英語の[u]を発音するときは、唇を突き出しますがーーー。

3匹の子豚ママ
日 本
37
家の小3になる女の子ですが、発音で気になることがあります。
サ行、ザ行の発音がうまくできません。
通常聞いている分には、取り立てて気にするこ とでもないかと思いますが、
2年生のとき、お絵描きで「ぜんぜん違う」というせりふを
「じぇんじぇん」と書いていたことがあります。
「し」が「すぃ」となります。
知人に話したところ、舌の裏側の部分の
真ん中の筋のようなところが関係するらしいという のです。
もしお返事がいただけたらと メールいたしました。
よく分からないのですが、思いつくところを書かせていただきます。
『全然』を『じぇんじぇん』と発音するのは、
韓国からの日本語学習者さんによく見られることなのです。
『つゅかれた』『じぁっし』『じぇんじぇん』となってしまい、
幼児言葉のようになってしまうので直すのですが、なかなか大変です。

これを直すとき、舌の真ん中あたりが 上顎についてしまうからだと説明します。
軽く触れるのは良いけれど、強く押しつけておいて、
ぱっと離しながら発話するのが良くないのだと言います。
でも、気にして話しているときはきれいな日本語で発音できても
本当に疲れると「つゅかれた。」になったります。

日本人が[r]と[l]の区別ができないのと同じようなことかな?とも思います。
『し』が『すぃ』になる人に会ったことはないのですが、
上顎と舌の感覚が普通より狭まっているからだという気がします。

矯正しなくても、そのうち自然になおるのかどうか、
そういったことは全く分かりません。
お役に立てなくてすみません。

3匹の子豚ママさんから、お便りがありました。
歯科医師の友人に診ていただいたところ、舌の形等も関係するそうです。
家の子の場合 は通常の形であり、手術の必要なしとの診断でした。
小学3年生という微妙な年齢であり、話し方がまだ、幼児的であるらしいです。


Kurihala
日 本
36
仕事で、歌唱指導をすることがあるのですが、
そういうときの発音、とくに「鼻濁音」について最近気になっています。
やはり西の方のご出身の方とか、若い方とか、
鼻濁音がない方もいらっしゃるんですよね。
ちなみに僕はいま26歳で、東京出身ですが、
意識する前から普通に濁音、鼻濁音に振り分けていたようです。
(自分のことなのにはっきりしませんが…)
が行の音が言葉のあたま以外に来たときに
鼻濁音になるって説明してみています。

そこでいまとても気になっているのが、「ごとし」です。
松任谷由実さんの「春よ、来い」などで
ながるる花のごとく…などと出てきますが、
「ごとく」を濁音で読むのか、鼻濁音で読むのか、
どっちでもいいような気もするし、
どっちでもしっくり来ないような感覚があります。
歌だけでなく、詩の朗読などでも「ごとし」は悩みます。

どのようにお考えですか?聞かせていただければとてもうれしいです。

TVを見ていると、そういう区別ってなくなるのかな…とも思います。
たとえば、お線香のCMで流れる「ふるさと」は、
「うさぎ」も「めぐりて」も濁音で歌われてますね。
逆に今やってる「東京ガス」のCMでは、
男声のナレーションで 「東京カ゜ス」って入ったりもします。
僕はちょっとむずがゆいような気持ちもします。
両親、私共近畿出身ですので、私は『が行鼻濁音』は持っていません。
日本語教師養成校に行って初めてその存在を知りました。
存在を知ってからもあまり気にかけずに過ごしています。
『が行鼻濁音』を自分のものにしようという努力もしていません。

私自身、[r]と[l]の発音の違いが分かりにくいのと同様に、
『が行の鼻濁音』も意識しないと聞こえてきません。

ふと思ったことですが、 「3000円ぐらいお金が残っている。」という文の中の『ぐらい』ですが、
かつては『ぐらい』と『くらい』の使い分けがあったようです。
でも今は、使い分けなしに、どちらを使ってもOKだとされています。
問題は少し違うようですが、鼻濁音で発音しても濁音で発音しても
特に問題はないのだろうと思ったりします。

しかし、鼻濁音をどれくらいの人が意識しているのでしょうか。
ご質問いただいたのをきっかけに、考えてみたいと思います。

日本語調査結果(114)]をご覧下さい。

経田 泉
日 本
35
知り合いの中国人が日本語を習い始めたのですが、
50音のナ行の発音が上手くできません。
ナニヌ...の辺りから後がルレ ロと聞こえるのです。
ラ行は上手くはないがそれらしく聞こえます、
ナ行はどう もラ行に聞こえてしまいます。
良い指導法はありませんでしょうか?
指導法というほどではありませんが、
『ナニヌネノ』『ラリルレロ』を注意深く発音して、
舌の先端の位置と動きで、どう違うか感じてみて下さい。
その違いが分かると、うまく教えてあげられるのではないでしょうか。
音声学の本にある舌の位置が分かる口の断面図を使うと、分かりよいと思います。

鵜木基行さんから、ご意見をいただきました。
中国人学者の中にはナ行とラ行が混同する現象が時折見られます。
(「りゅうがくせい」が「にゅうがくせい」になるように)
これは学習者自身の中国語の方言に起因するものです。
中国の方言の中には子音のnとlが混同する地方が数多くあります。
普通話(現代北京標準語)では厳格に区別されます。

そこで、指導方法です。
私も手を使って舌の動きを説明するのですが、反応はイマイチです。
実感が持てないようです。
私はそこで「普通話を話せるようになれ!」といいます。
(中国人に中国語をマスターしなさいとは少し酷なようかもしれませんが)
普通話のnとlの区別が出来るようになれば、
ナ行とラ行の区別も自然と出来るようになります。

上の方法が最善かどうかは分かりませんが、
普通話のこの区別が出来ていないのは本人も分かっていることが多いので、
本人も納得できる方法だと思います。

宮 田
日 本
34
「雰囲気」を「フインキ」と発音する人が多いような気がします。
実は私自身も中学の時まで、「フインキ」と、
何の疑いもなく発音していたのですが、
ある時クラスの友人何人かと、
「フンイキ」か「フインキ」で意見が分かれた事があり、
そこで初めて、『フンイキ』が正しかったのだと知りました。
その時も、私の他にも「フインキ」派がいましたし、
それ以降も度々、人が「フインキ」と発音しているのを耳にしています。

このような事が起こるのには、どのような理由があるのでしょうか。

少し前に「範囲」を『ハイン』と発音している人がいて びっくりしたのですが、
もし理由があるとすれば、同じようなことでしょうか。
それとも、これは他には聞いた事がないので、
単にこの人が間違っていただけでしょうか?
私も1人だけ高校生で『フインキ』と発音している人を知っています。
このご質問を受けて、「えっ、他にもそういう人がいるんだ。」とびっくりしています。
その高校生に注意したところ、彼女もびっくりしていました。
なぜこうなるか、理由はよく分からないので推測ですが、
『ペンキ』『陰気』『寒気』『インキ(インク)』等のように
『ンキ』で終わる言葉がかなりあります。
『ーンキ』という言葉に耳慣れているので
つい『フンイキ』→『フインキ』になるのではないかと思います。

実は私も『キルギスタン』のことを『キリギスタン』と言っていて、注意を受けたことがあります。
これって、『キリギリス』からきているんだと我ながら苦笑してしまいました。

『範囲』を『ハイン』と言っている人は知らないのですが、
きっと同じような理由によるのでしょうね。

山茶花の読みですが、普通に考えれば『さんざか』です。
きっと言い間違える人が多くなって、 『さんざか』→『さざんか』になったのだと思います。

びんさんからコメントをいただきました。
「ふんいき」「はんい」の、「んい」の部分が問題となると思います。
この部分、 表記上では2音ですが、
発声上は「ん」と「い」とに分けることができないものです。
言語によってはこの音のための表記があったりします。
私が知っているものでは、ベトナム語に、これに非常に近い音があります。
おもしろいことに、 日本人がベトナム語のこの発音を学習する際、
教官の発音を耳で聞いて、
教科書に「〜イン」と振り仮名を振る人がほとんどです。
「〜ンイ」ではなく、です。
そのぐらい、日本語表記では意識されていない音なのではないか、と思うのです。
「雰囲気」という漢字を教わるのは小学校の何年生でしたっけ?
漢字を知らない子供だって、「ふんいき」って言葉、つかう子はつかいますよね。
1)小学校低学年程度までの時期に、「ふんいき」という言葉を耳で聞いて知る

2)頭の中で平仮名に変換

3)「フインキ」だと思い込む という流れをたどる人がいるのも、
むしろ自然なことだと思いますよ。
ところで、この音の日本語での正式名称をご存知の方はおられませんか?

masahitoさんからコメントをいただきました。
特派員を「とくはんい」って発音しているアナウンサーいませんか?
そう聞こえた ことありませんか?
子どもの頃、文字を知らずに、
音だけを聞き取って「トクハンイ」てなんだろう、って思っていました。
「トクハンイ」って発音しても、「とくはいん」って聞こえるような気もしますが。
多分haiのaiあるいはiの発音のときに
既に鼻から息が抜けてn(ng)の発音にはいっているからですかね。

日本語調査結果(99)]をご覧下さい。

阿 部
日 本
33
私は、東京に住みはじめて6年くらいになる者ですが、
(出身は福島です)、ずっと気になっていることがあります。
周りの人で、時々、


これが、好きだから…
これを、着たときに…
副社長が…
(す)の発音
(き)の発音
(ふ)の発音
などを、あまりにもはっきり発音する人が いるのです。
これらは東京出身の人に多い気がするのですが、
東京弁ということなのでしょうか?
私はこれらをはっきり発音しなさすぎるほうなので、
自分でも気をつけていますが、テレビのアナウンサーなども、
(す)(き)(ふ)などを単独で発音させるような
あまりにもはっきりした発音はしていないと思います。
はっきりしすぎていると私はとても違和感があるのですが、
どうなのでしょうか?
ご質問の件が東京方言かどうかは分からないのですが、
[suki]の[u]、[kita]の[i]、[fuku]の前にある[u]は、
母音の無声化が起こりやすいとされています。
無声化の説明は省きますが、無声化が起こると、
聞いている人には、弱く発音しているように聞こえます。
むしろ強く(無声化が起こらないように)発音するのって難しいと思うのですが、
そういう方もあるのですね。

文末『ます』でも無声化が起こります。
中村玉緒さんは、文末で無声化が起こらない人ですね。
「中村玉緒でございますぅ。」 と『す』がはっきり聞こえます。

でも、[masu]の[u]は無声化する人の方が多いように思います。

S・Y
日 本
32
『この頃』の発音に関してですが、
こ、高 の、低 ご、低 ろ、低 ですか?
それとも こ、低 の、低 ご、高 ろ、低 どちらでしょうか?
東京方言では?ということでしょうか。
東京方言では、どちらでもないと思うのですが、 私は元々東京人ではないので、
私の東京方言のアクセントに問題があるかもしれません。
東京方言のアクセントについてQ31を見て下さい。

私は、こ(低)−の(高)−ご(低)−ろ(低)と発音します。

アピスカイ
日 本
31
子供が学校の宿題の本読みで、
... めいめい .... (各々という意味の「めいめい」です。) を
「め - 低、い - 低、め - 低、い - 低」 と抑揚を付けずに 読んだところ、
妻がそれだと「命名」と区別が付かないので、
「め - 高、い - 低、め - 低、い - 低」だ。と指摘しました。
私は、「め - 低、い - 低、め - 低、い - 低」と抑揚を付けずに読むほうが
一般的だと思いますが、どちらが正しいのでしょうか?
私は、大阪に住んでいます。
日本語は高低アクセントなのですが、 この高低アクセントが地方によって違います。
大阪ではどうなのか、よくわからないので、 とりあえず、東京方言でお話します。
東京方言には、次の決まりがあります。
(1)最初の拍が高い場合、二番目の拍は必ず低くなる。
(2)最初の拍が低い場合、二番目の拍は必ず高くなる。
(3)一度低くなったら二度と高くならない。

『めいめい』のように4拍の場合、次のようになります。
@ 高、低、低、低
A 低、高、高、高
B 低、高、高、低
C 低、高、低、低

各々の意味の『めいめい』は、B
命名の意味の『めいめい』は、A ではないかと思います。
私は、両親が岐阜県出身で、私も岐阜県での生活が長かったので、
高低アクセントが、もし、東京方言を正しいとすると、 おかしいことがあります。

東京方言だけが正しいわけでななく、各地の方言を大切にしたいと思います。
日本語指導をするときは、東京方言で話すように心懸けていますがーー。



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