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助動詞関連いろいろ表記関連

副詞関連(4)
冬 青
 
35
「多分」と「恐らく」の使い分けについて、
ふと思ったことがあるのでお尋ねします。
私は、「恐らく」は、不幸が起こる、
あるいは、望まないことが起こるという心配があるときに使い、
「多分」は、中立のときに使うのではないかという気がします。
「多分、今夜死ぬでしょう。」よりは、「恐らく今夜死ぬでしょう。」を
使うと思うのですが、どうでしょうか。

「多分彼は来ないでしょう。」
「恐らく彼は来ないでしょう。」

「来てほしい」気持ちが強くない。
「来てほしい」気持ちが強い。
と思うのですが、どうでしょうか。
「多分/恐らく、今夜死ぬでしょう。」という言葉が発せられるのは、
どういう状況なのかと考えてしまいました。
殺人の予告もありえるな、と思うのは考えすぎなんでしょうか。

冬青さんのお考えに合わない『恐らく』の使い方、
「毎日ジメジメしたお天気が続いていますが、恐らく明日は晴れるでしょう。」
といった『恐らく』の使い方に、私は違和感がありません。

「多分彼は来ないでしょう。」と「恐らく彼は来ないでしょう。」に違いがあるのかどうか。
違いがあると言われてみればそうかもしれない、とは思うものの、
私自身は、区別しないで使っているように思います。

かつては『恐らく』は、『恐れることは』の意味だったようですが、
現代では、『恐らく』と『多分』の間に、
ニュアンスの違いはなくなっているように思います。

あやめ
 
34
先日、日本語を勉強しているアメリカ人の知人に質問されました。
そのアメリカ人が、ある日本人に「どこの大学を出ましたか?」と聞いたら、
「一応○○大学です。」と答えたんだそうです。

このときの『一応』の意味について私が聞かれたわけです。
『一応』があるのとないのとでは、意味に違いがあるかどうか?
私には、答えることができませんでした。
なんとかうまく答えてあげたいので、よろしくお願い致します。
「一応○○大学です。」と答えた方は、『○○大学』が有名大学であるという
自信がおありなんだと思います。
無意識のうちに、ちょっと自慢のお気持ちがあるのでしょう。

こういう言い方は嫌なのですが、自分の出身大学が非有名大学だと思っている人は、
決して「一応◎◎大学です。」とは言いません。

流れ星
日 本
33
ドイツ人の友達とタンデムパートナーとしてメール交換をしています。
「当分の間」と「しばらくの間」の違いを教えて下さい。
「当分の間」の視点は「現在〜未来」にあり、過去表現には使わない。
「しばらくの間」の視点は「過去〜現在〜未来」にあり、
過去の表現にも使える。
この様に理解しているのですが、間違っているでしょうか?
『視点は「過去〜現在〜未来」にあり』というところでちょっと考えたのですが、
おっしゃっている通りだと思います。

ご質問から外れるのですが、ちょっと気になることを書きますね。
『当分の間』という言い方ですが、 『当分』だけで十分だという考え方があります。
本来『当分』だけで良いものを、『しばらくの間』に 引っ張られて、
『当分の間』と言うようになったのでは?ということです。
私の知人で『当分の間』は間違いだと言う人があるのですが、
しかし、誤用も多くの人が使うようになれば、
誤用が誤用でなくなるので難しいところです。
言語というもの、『間違っている』と断言するのはなかなか難しいことが多いです。
間違っているかいないか、人によって意見が分かれることが多く、
全員一致とはなかなかなりません。
そういうときにどうするか?
日本語母語話者としての自分の直感を信じるしかないと、思うことがよくあります。

ジョン
韓 国
日本語歴:1年
32
友達に、「これ借りてもいい?」とたずねたところ、
「別に、いいよ。」と答が返ってきました。
「いいよ。」と「別に、いいよ。」とでは、どういう違いがありますか。
「別に、いいよ。」の場合は、
ほんの一瞬迷ったというか、何か問題があるのではないかとまず自問自答して、
それから「いいよ。」と答えています。
『別に』は、後に『〜ない』という否定形がきます。
「別に問題ないよ。いいよ。」という感じでしょうか。

中村謙太
日 本
31
昨今「大変ありがたい」や「大変申し訳ございません」
という語をよく耳にします。
後者は明らかな間違いであり、
「まことに」という形容詞をつけることが正しいと存じております。
しかし、前者はどう解釈すればよろしいのでしょうか。

「大変」という語は程度のはなはだしさを表す語です。
非常に、またはとても、と言い換えることが出来ます。
「まことに」はほんとうにと言い換えられます。
よって言い換えた場合に
「大変」という言葉を「申し訳ございません」という語につけてみると
「非常に申し訳ございません」や「とても申し訳ございません」
となってしまいます。
一方「まことに」という語の場合には、
「ほんとうにもうしわけございません」となります。
私は未だ21年しか生きていませんが、
「非常に申し訳ございません」や「とても申し訳ございません」という表現を
耳にしたことがございません。
以上の理由から、私は申し訳ございませんという語の前には
「まことに」をつける表現が正しいと存じております。
一般論として、言葉を言い換える場合、
言い換えできるときと言い換えできないときとあるでしょう。
常に100%ととは、なかなかいかないものです。

意見が分かれるところだと思いますが、
私は、「大変ありがたい。」や「大変申し訳ございません。」に違和感を持ちません。
「まことに申し訳ございません。」の方が、伝統的な日本語だとは思いますが、
「大変申し訳ございません。」もOKです。

「非常に申し訳ございません。」「とても申し訳ございません。」は、やや違和感があって、
「非常に申し訳なく思っています。」「とても申し訳なく思っています。」
だと、違和感がありません。
「とても申し訳なく思っています。」は、映画『たそがれ清兵衛』の中で聞きました。
最初、アレッと思ったのですが、何度か聞いているうち違和感がなくなりました。

正しいとは、どういうことか考えてみると、色々あります。
(1)その言葉を使ったとき、聞いた人が意味を取り違えない。
(2)その言葉を使ったとき、聞いた人が不快な思いをしない。
(3)その言葉を使ったとき、聞いた人が違和感を持たない。
(4)例えば、文部科学省などで、正しい日本語だと決めている。

ご質問の趣旨は、(1)(2)ではないように思います。
(3)だとすると、結構個人差があるのではないでしょうか。
(4)については、分かりません。

なんとも答えにならない答えで、申し訳ありません。



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