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助動詞関連いろいろ表記関連

動詞関連(10)
日本語教育では、五段活用動詞をTグループ、一段活用動詞をUグループ、
『くる』『する』をVグループと呼ぶことがあります。
る き
日 本
100
中国で日本語教師をしています。
学生が作った1の例文を、添削して2で指導しました。

1 合格通知を見て彼は涙が出た。
2 合格通知を見て彼は涙を流した。

彼は→私は、でも考えてみました。

3 合格通知を見て私は涙が出た。
4 合格通知を見て私は涙を流した。

1、4については違和感があるのですが、それの根拠がわかりません。
私→涙が出た、第三者→涙を流した、なのかとも思ったのですが。
しかし、相談した同僚の日本人教師は、どれも可だといいます。
違和感を感じるのは個人的な問題なんでしょうか。
考えたことがなかったので、うーーんと唸ってしまいました。
こういう文章って、状況説明があると違ってくるのでしょうが、
これを呼んだ限りでは、私も1、4に違和感があります。
理由も、るきさんが仰るとおりだと思います。

同じ日本人で同じ日本語を話しているのですから、
ほとんどのことに共通理解があると思っていたのですが、
不思議なことに、そういうことではないのですね。

当サイトで行っている『日本語調査』の結果を見てみると、
多くの質問項目で意見が分かれます。
私の意見が少数意見となることもあります。
でも、私は多数意見を常に採用するとは限りません。
少数意見だったとしても、やはり私の考えはこちらだ!と思うこともあります。

言語って、そういうものじゃないでしょうか。

kei
日 本
99
システム系の職場の中で、
周りの人が書いたマニュアル等のチェック(推敲?)が
業務のひとつとなっています。

「ご協力いただきますようお願いいたします。」
「ご了承いただきますようお願いいたします。」
(こちらは、「ご了承『ください』ますよう・・・」でしょうか?)
は、「け」でも正しいのでしょうか?迷ってしまいます。
個人的には間違いだと思っているんですが、
そのままでも大丈夫なのでしょうか?
『いただく』は普通形で、『いただける』は可能形です。
お示しいただいた2例文では、
私は『け』を使っても『き』を使ってもOKだと思っています。

一般に可能形『け』を使った方が、控え目でお願いしている感じが出ますね。

「ご協力いただきますようお願いいたします。」
これは、丁寧な言い方ではあっても『命令』です。

相手に自主的な判断を委ねるなら、『け』を使って
「ご協力いただけましたら、幸いです。」というのも良いかもしれません。
また、「ご協力いただきたく、お願いいたします。」だと
『け』と『き』の問題を回避できますね。

春 口
日 本
98
ボランティアで日本語を教え始めたのですが、
下記の質問に対して上手く説明ができませんでした。
 
@誰も私に映画を見させられない。(No one forces me to see the movie.)
A子供に赤ちゃんの面倒を見させられない。
 
@は、留学生の作文です。
私の周囲に尋ねても、「見させられる」に違和感がある人とそうでない人と、
意見が分かれました。
形は同じでも、Aの例文は自然な表現だと思います。
2文の状況の違いではないかと思います。

Aは、誰でも自然に受け入れられる状況です。
しかし、@は、どういうことなのかという状況説明が必要です。
『私』は、映画が大嫌いで、何と言われようと絶対に映画を見ないということなら、OKになります。
でもそこまで頑な人は滅多といないので、違和感があるんだと思います。

例文探しってなかなかたいへんですね。

シェ
中 国
日本語歴:5年
97
「何々と言いました」と 「何々と言っていました」の違いを
教えて頂きたいです。
どの場合にどれを使うか分りません。 宜しくお願い致します。
『言いました』は、
単に『言った』という動作を表しているだけですが、
『言っていました』は、
継続、進行中、繰り返し等の場合が考えられます。

ご質問いただくとき、具体的な例をひいていただけると説明しやすいので、
よろしくお願いします。

ワタナベ
日 本
96
アメリカで日本語を教えています。
今使っている教科書は「Japanese For Busy People II」というものなのですが、
そのレッスン4 の 例文として
毎年 クリスマスカードを 書きますか。
クリスマスカードは 書きませんが、ねんがじょうは 毎年 書きます。
というものが載っています。 
レッスンのポイントは2文目の「は」の使い方なのですが
両文の「書く」の訳として「Send (lit.write)」と書かれているんです。
生徒から の 質問は「訳はsendなのに、
何故「送る」ではなく敢えて「書く」というのか」ということでした。
Send toであれば「送る」で確かに納得がいきますが、
訳はsend、日本文は「書く」 なので 答え様がありませんでした。

どのように説明すれば、よいのでしょうか。
一般論としては、いわゆる日本語の教科書には 問題がいろいろあります。
文部科学省が出している学校教育の教科書は、
長年改定(これにも問題があるにはありますが)されてきているので
比較的問題が少ないと思います。
日本語の教科書を使う場合、教科書通り指導する必要はありません。
指導者は、おかしいところもたくさんあるのだという前提に立って、
よく吟味して、場合によっては変更して使うことも大切かと思います。

もう一つ一般論ですが、 対訳というもの、常に一対一で一致しているとは限りません。
一番似ている訳が書いてあるだけで、 実は微妙に異なっていることがむしろ殆どです。
直接法で指導していると、今回のような問題は起こりません。

もし、英訳に send を使うなら、日本語は『書く』ではなくて、
『出す』を使う方がよいように思います。
毎年 クリスマスカードを 出しますか。
クリスマスカードは 出しませんが、ねんがじょうは 毎年 出します。

中 国
日本語歴:13年
95
「嫌ならよしたまえ」、この語句中の「まえ」はどうの意味ですか。
『たまう』は古語で、『与える』『くれる』の尊敬語です。
現代語としての用法は、
(1)神様にお願いするとき 「許したまえ!」「助けたまえ!」
(2)男性が自分と同列あるいは目下の人に軽く命令するとき
  「嫌ならよしたまえ。」

(2)は、古語の意味からは、随分違った使い方になっています。

ユ ネ
韓 国
日本語歴:10年
94
「ご参考ください」という表現をたまに使うのですが、
これがどうもおかしく感じられます。
「参考」という単語は「参考する」というふうには使われず、
「参考にする」のような形で使われると伺っております。
ですから「参考にしてください」を敬語に直す場合、
「ご参考にしてください」のように
間に助詞の「に」が入らないといけないと思うのですが・・・

周りの日本人は「『ご参考ください』でいいじゃないの?」と答えました。
もしくは「参考」の代わりに、
「参照」を使うのなら「ご参照ください」は成立すると
思うのですが・・・「ご参考ください」の方はいかがでしょうか?
私も今、身近な日本人に聞いてみたのですが、
「ご参考ください。」でいいんじゃないかと言いました。

私は「ご参照ください。」はOKで、「ご参考ください。」はNGにしています。
私は、「参考になさってください。」と言います。
「ご参考になさってください。」もOKかと思いますが、くどい感じがします。

同じ日本人でも意見は割れるものです。

私が「ご参考ください。」をNGにしている理由は、
ユネさんがおっしゃっている通りです。
『参照する』は、これ全体でサ変動詞、
『参考にする』の場合は、『する』だけがサ変動詞だからです。

荒 井
日 本
93
「するverb」は、沢山ありますが、
本来、どのように作られたものなのでしようか。

「電話をする」は、「するverb」ですが、
これも、昔、 中国?からの言葉に、「する」をつけて、沢山、動詞を作った、と
読んだような気がするのですが、 すべて、うろ覚えなので、お聞きします。
漢語動詞のことをおっしゃっているのでしょうか。
漢語動詞は、文字通り『漢語+する』で、サ変動詞になったもののことです。
最近は、『和語+する』も出現して、 『お母さんしている』等を使う人もあるようです。

荒 井
日 本
92
「電話をかける」と「電話をする」に、何か、明確な定義があるのでしょうか。
電話をするは、電話をしている状態で、
電話をかけるは、ダイアルをする動作に 焦点を当てている、と
どこかで、 読んだような気もします。
明確な定義というほどのことはないと思いますが、
違いについては、荒井さんが読まれたとおりのことも言えると思います。
『電話をする』より『電話する』を多く使うと思いますがーー。

それと、もう一つの両者間の違いは、
『電話をかける』より『電話する』の方が、気軽な感じがあるということではないかと思います。

aramaki noriyuki
日 本
91
自分の友達に日本語を勉強している人がいて
質問されうまく答えられませんでした。
助言をいただきたいのですが。

”忘れた”と”忘れてしまった”は何が違うのでしょうか?
『しまった』の部分は補助動詞といいます。『忘れた』に意味を足しています。
その足した意味は、
(1)残念だ。
(2)完了した。(すっかり/全部) 等があります。

文全体を見ないとよく分かりませんがーーーー。



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